ミレーと4人の現代作家たち 3


「ミレーと4人の現代作家たち 2」の続き。今回は残りお二方。
先ずは丸山純子さんのとても大きな作品。広い展示室の中での存在感がすごい。


建築廃材のような板とビニールとワイヤーで作られた花。荒々しい感じがしないのが不思議な作品だ。


これも同じ作者だと思われるが何も解説がない。もしかしたら上の作品の一部なのかもしれない。


広い展示室の一角にミレーの作品が並ぶ。奥の大きな作品は「冬、凍えたキューピッド」だ。常設展より会場が明るくて、私はこの方が好きだ。


最後は志村信裕さんの映像作品。志村さんは映像作家だからか、作品はここだけで上映されているようだ。しばらく見ていたが、あまり時間がなかったので全部は見られず残念だった。映像作品の場合はスクリーンを複数用意して、いくつかの作品を待たずに見られるようにしたほうが良いだろう。

このシリーズは今回で終了する。
山梨県立美術館の企画展は8月27日までなので、興味のある方は急いだ方が良い。