アトリエ日記 41


「アトリエ日記 40」の続きだ。白い円だった惑星に色を付けた。
水星と金星のつもりだ。地上の都市の明かりが見える。UFOも居る。(笑


天の川の一部。右の細長いのは流星だ。実際にこのように見えるのかわからないが、まあ、いいんじゃないかな。(笑


これで完成だ。
題名:ウサギを被った子どもたちの月見
仕様:アクリル絵の具を中心としたミクストメディア/キャンバス/S30号(910×910mm)
解説:ウサギの着包みを被った(または着包みに喰われている)子どもたちが小さな池の周りに集まって月を見ている。楽しそうなやつや踊ってるやつも居れば、悲しげなやつや寝てるやつも、ケンカをしてるやつも居る。ウサ子どもの世界にもいろいろあるのだろう。池の周りには森があり、遠くに都会の明かりも見えるが陸と海の境はあまりはっきりしないで、そのまま地球全体になり、太陽が裏側にあるので逆光で地球の縁の大気は白く輝いている。その外側は宇宙空間で、いくつかの太陽系の惑星や天の川、その他の星々が輝き、流れ星が流れ、人工衛星やUFOも飛んでいる。池には満月が大きく映っていて、月のウサギがビックリ目で見ている。これは月のウサギの目から見たと仮定して描いたのだが、それは池を泳ぐカエルが見えるという超望遠レンズであり、同時に子どもたちをこれ程大きく見ながら一気に地球の外縁とその周囲まで見える魚眼レンズでもある。まあ、写真では絶対にありえない画面なのだが、これは絵だから何があっても良いのだ。まずは楽しんで欲しい。

アトリエ日記は続くが、次回からは別の作品になる。