早春の佐久広瀬駅 2


「早春の佐久広瀬駅 1」の続き。
幅の狭いホームが1面だけの小さな駅。この角度からはあまり人工物は見えない。


小さな待合所のすぐ横に、起点の小淵沢から34.9kmの距離標がある。下り側に短いトンネルが有り、その向こう側に広瀬の集落がある。


トンネルから右に視線を移すと切り立った岩と渓谷が見える。駅の下までは割と緩やかだった千曲川(だから広瀬という地名だ)がここから山間を縫う谷川となる。
昔は渓谷沿いに遊歩道があったが、半世紀も前の増水で失われてから復旧はない。

次回に続く。