根津記念館 7


「根津記念館 6」の続き。これは洗面所だ。
前回の厨房からの廊下の突き当りにあり、この右横がトイレと風呂になっている。


手前の壁面に配電盤があった。もちろん今は使われていないのだが、当時の家で電気配線が壁や天井の内側に隠されているのは高級建築だけだ。


浴室には五右衛門風呂式の湯船がある。底が丸いお釜の形なので、蓋を沈めて入るのではなく、下駄を履いて入る方式だったようだ。

次回は屋外に回ってみよう。