初秋の野原に、小さな釣り鐘型の花を咲かせる愛らしい植物です。
昨年は「八ヶ岳薬用植物園」に植えられているものをご紹介しましたが、今年は我が家の庭で自生しているものです。
栽培されているものよりブルーの色が良いような気がします。
やや紫がかったブルーは、直射日光よりも木漏れ日の下の方が似合うようです。
雌しべが長く付きだした姿も可愛いし、蕾の形も何とも言えずユーモラスです。
それほど珍しい希少種という訳ではありませんが、以前に比べるとずいぶん見かけることは少なくなってきました。
山道で見かけたら、決して摘んだりしないで、写真だけにして置いてくださいね。
参考サイト→「ツリガネニンジン(釣り鐘人参)」「ツリガネニンジン」
釣鐘草・・・・・どこかで聞いた
名前だなあ、と思ったら、宮沢賢治の
「貝の火」の中に、出ていたような。
本当に、ゆれたら「カランカラン」と
鳴りそうです。
可愛いな。こんなに小さな花だった
んですね〜〜♪
お早うございます、お邪魔致します。
『ニンジン』の名に、思わず土の中の様子を
想像してしまいました。
同じツリガネ、の名を持つ【ツリガネソウ】よりも
しっとりとしとやかな印象の花ですね。
…ツリガネソウと蛍袋が頭の中でもしかしたら
ごっちゃになっている可能性もありますが/汗。
ASさん、いらっしゃい。
「銀河鉄道の夜」の登場人物の名前「カンパネルラ」にもあるように、賢治は釣鐘草が
好きだったのでしょう。
賢治のイメージは「ホタルブクロ」のような、もっと大きい花だと思いますが、この花は
2枚目の写真の拡大前くらいが実物大です。
warabieさん、いらっしゃい。
ご想像の通り、小さいけれど朝鮮人参のような感じの根があるそうです。
ホタルブクロもキキョウ科ですから、花の形は似ていますね。
ツリガネニンジンは「イワシャジン」などに近い種類で花は小さいです。
イメージとしてはカンパニュラ属の「ホタルブクロ」の方が釣鐘草に近いでしょう。
そうか〜、朝鮮人参のような根があるからニンジンなのですね。
割合と見かけますし、綺麗だと思っていましたが、根に栄養分を溜め込むんですね。
もう秋の雰囲気って所でしょうか。
exifさん、いらっしゃい。
私は掘ったことがないので聞いた話ですが、そのような根があるそうです。
昔は薬にしたとも聞きましたので、朝鮮人参ほどではないとしても、何らかの薬効成分は
あるのではないかと思います。
八ヶ岳は、いよいよと言うか、いつの間にかかなり秋らしくなってきています。