キヤE195系レール輸送車


JR東日本が導入した業務用車です。
用途はレール運搬車です。


今までのレール運搬は貨車のチキ(長物車)を連結してレールを積み、それを電気機関車かディーゼル機関車が牽引していました。


このキヤE195系は、レールを積む貨車の車体に気動車の動力と旅客用気動車の運転席や制御装置を合体させたような車両です。
写真は韮崎駅の保線用引込線(旧スイッチバック部分)に停車していたもので、定尺レール運搬用として2両が固定編成となっているものです。
運搬車自体が動力を持ち、レール下ろし装置も備えているので、レール交換の時間短縮ができるようです。
先頭車の間に中間車9両を挟んだ11両編成のロングレール運搬用もあるそうです。