御勅使南公園の春

芽出しの緑は美しいものですね。
ここは南アルプス市にある公園です。
御勅使川（みだいがわ）の河川敷を利用して、二つの芝生のグランドや大型遊具のある児童公園、広い芝生広場などがあります。色々な植物も植えられ、私はわりと好きな公園です。

撮影は3月28日です。既に日が経ってしまいましたが、ご了承ください。
こんな訳で写真が沢山あるので順次掲載しています。
順番としては「徳島堰の桜並木」と「桜の古木」を撮った後にこの公園に行きました。
息子が小さい頃に何度か連れてきていたので私としては馴染みの公園です。
小さい子供用の遊具が沢山あり、ロープを使った大型のジャングルジムのような物や丸太を使ったアスレチックコースと言うか砦と言うか、そんなものもあるし、小山の斜面を利用したローラー滑り台もあります。
桜は3分咲きくらいでした。
御勅使川というのは「みだれ川」が語源だとも言われていますが、昔は大規模な氾濫を繰り返した川だったそうです。
特に釜無川（富士川の山梨県内での呼び名）との合流地点は激しく複雑な流れで、毎年のように大きな被害が起きたらしいです。
信玄堤、将棋頭など、武田信玄の治水事業の遺構は全て御勅使川を鎮めるために行われたものです。
参考サイト→「山梨の砂防の歴史「武田信玄の御勅使川（みだいがわ）治水事業」」
現在は上流にたくさんの砂防設備が造られ、氾濫するようなことはなくなり、芝生広場の間を静かに水が流れています。
このきれいな流れを見る限り、そんな怖ろしい川だったとはとても思えないですね。
ここからは八ヶ岳を望むことが出来ます。
ズームアップしてみました。

公園内は桜も咲き始め、その他にも色々な花が咲いています。
それらの花や緑と、雪の八ヶ岳の姿がいい感じにマッチしていました。
これは二つある芝グランドの一つです。
サッカーの練習をしているようですね。
いい天気で気持ちがいいです。

公園の公式サイトはこちら→「御勅使南公園(みだいみなみこうえん）」
3月28日の写真はまだ続きます。
次回は公園内に咲いていた花をご覧いただきましょう。