
「尖石縄文考古館 6」の続き。
立体装飾が発達した深鉢形土器。
器に沿ったデザインだけでは物足りなくなった作り手がこういうアート的なものに挑戦していったのだろう。

吊手土器。内部に油を入れて灯りをともしたらしい。発掘数が少ないので特別な祭りなどだけに使われたと考えられている。

下手な土器と言ってしまっては可哀想だが、初心者が熟練者の指導を受けながら制作した習作ではないかと言われている。

文様がよく似ているミニチュア土器と普通の土器。大きな土器の文様を真似てミニサイズを作ったのか? 大きな土器の文様を考えるためにミニサイズを作ったのか? どちらだろう。

北陸地方から運ばれた土器。もちろん北陸から直接来たのではなく、いくつもの地域やムラを経由して渡ってきたのだと思われる。
今のような道路もなく、人が歩く以外に移動の手段がない時代だ。しかも地図もなかったから、歩いて行ってみなくては他の人に出会えるかも分からなかったはず。凄いことだと思う。
次回に続く。

