7・京都/嵐山・嵯峨野

07032101大分間が開いてしまいましたが、今回も1975年2月の京都です。
前回の大原の翌日、嵐山に行ったのですが、最初の写真の記憶がはっきりしません。
右側の赤い灯明が面白いと思って撮ったには違いないのです。
写真の順番などから「法輪寺」だとは思うのですが・・

一斉に咲く春の花をご紹介するのに忙しく、この記事は後回しになっていました。楽しみにしている方には申し訳ありません。ちょっと悪い天気が続いたので出番が来ました。(笑
07032102「今年こそ大学合格しますように」「子供が出来ますように」・・願いを込めたしゃもじが沢山かけられています。
ここは「松尾大社」です。
「家内安全」「商売繁盛」などの一般的な願いの他に「○○さんと結ばれますように」なんて具体的なのもあります。
07032103上の写真のしゃもじがかけられているのは、この門です。
階段を上った左右に黄色っぽく見えるのが上のしゃもじです。
07032104これは苔寺として有名な「西芳寺」ですね。
苔の庭へ続く通路の部分だと思います。
確かここでは団体客が居たので写真を撮れずに早々に引き上げてしまったんだと思います。実際、写真がこの他に2カットしかありませんので。
07032105苔寺が不満足だったから、という訳ではありませんが、竹寺に来ました。
地蔵院」です。
ここの竹林は見事ですね。
07032106観光客も少なかったので、上がってお茶をいただいてきました。
中は昼間でも薄暗くひっそりとしています。
障子を透かす光が良いでしょう。
07032107庭に面して緋毛氈が敷かれ、そこでお茶をいただけます。
縁側に腰を下ろして庭を眺めてゆっくりするのも良いものです。
07032108これも地蔵院の中です。
見事な書の屏風と花器がありました。
かなり暗くて写っているか自信が無かったのですが、何とかこの程度には撮れていました。
この赤い色は、元々絶対的に光量不足だったからで、ポジの変色とか色補正でどうにかなる問題ではありません。
今回はフジクロームを使用しています。
エクタクロームの方が良いのは当時も分かっていたのですが値段が違いましたからね。
しかし30年以上経ってみて、ここまで耐変色性能が違うんだったら、多少は高くてもエクタを使うべきだったと思いますよ。
まあ、今更後の祭ですが・・・デジタル化して色補正をすることでかろうじて助かっては居ますけれど。
ポジの変色状況の違いについては「古いカラーポジの変色」をご覧ください。

次回は当時の国鉄山陰本線「嵯峨駅」と梅小路蒸気機関車館をご覧いただきます。
今までの記事はこちら↓
過去ログ写真館/カラー・1 「小海線のC56」1971.12
過去ログ写真館/カラー・2 「中央西線のD51」1971.12
過去ログ写真館/カラー・3 「横浜」1974.2〜6
過去ログ写真館/カラー・4 「京都」(南禅寺/大原・寂光院) 1975.2
過去ログ写真館/カラー・5 「京都」(大原・三千院) 1975.2
過去ログ写真館/カラー・6 「京都」(大原・音無の滝、来迎院) 1975.2

“7・京都/嵐山・嵯峨野” への3件の返信

  1. やはり苔寺ですよね。
    でも観光客が多いと写真を撮ること躊躇しちゃいます。
    ほかの人にも迷惑になるような気がして。
    よく観光に行くと写真ばかり撮ってと言われる。
    きちんと目で見て記憶に残した方が良いと。
    でも、何十年と経つと記憶も曖昧になってしまうんですよ。
    それが、写真を見ると思い出したり、こんな場所に行ったかな〜なんて思ったり。
    しかも、写真を撮っている自分の状況を思い出したりして、
    むしろ撮らなかった場所よりも鮮明に思い出せます。
    そういう意味で人物を入れた記念写真だけでなく、
    色々と気になったり、感心したりした場所は写真を撮っておいた方が良いのでしょうね。

  2. exifさん、いらっしゃい。
    観光地というのは中々思うように写真が撮れない場合もありますね。
    で、やっぱり自分の思うような写真が撮れたところの方が記憶に残るし、何十年たっても
    写真を見れば鮮明に蘇ります。
    最近はカメラ付きの携帯が殆どだから、昔なら写真を撮らなかったような人たちまで
    写真を撮るようになっています。
    でもさぁ・・写真を撮ったその場で友達にメールで送るのはやめて欲しいなぁ。
    せめてちょっと邪魔にならない場所に移動してからメールしてくれればいいんだけど。

  3. 過去ログ写真館/カラー・8

    今回も1975年2月の京都です。前回の嵐山から国鉄山陰本線「嵯峨駅」まで来ました。駅舎は明治時代のものがそのまま残っているような貴重な建物でした。今は無いでしょうが、昔ながらの赤い鋳物の郵便ポストがありました。…

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