「大正時代の校舎」の記事で書いた明治時代の校舎がこれです。
明治8年に建築された「旧津金学校」で山梨県の指定文化財となっています。
今は「北杜市須玉歴史資料館」として公開されていて、昔の教室が再現されています。
学校の備品の他にも地域の歴史資料が多数展示されています。
この建物は明治初期の日本の建築技術で建てられた「擬洋風建築」で、当時の山梨県令(知事)藤村紫朗が奨励していたため「藤村式」と呼ばれます。
玄関を入るとオルガンや戸棚のある応接間のようなスペースになっていて、そこに2階へ上がる階段があります。
60度近い急な階段で2階へ上ると教室(展示室)があり、更に急な階段(ハシゴ?)で「太鼓楼」に上ることが出来ます。
昔は太鼓を鳴らして時を知らせたそうです。鐘でなく太鼓というのが日本らしいですね。
これが教室です。
古い机や椅子が並べられていますが、壁際や教室の後の方が展示スペースになっているので、昔のままの配置というわけでは無さそうです。
当時珍しかった電話やミシン、教科書なども展示されています。
例の人体模型もありました。(笑
ゆっくり観ていると結構時間がかかりますから、そのつもりで行ってください。
公式サイト→「須玉歴史資料館」
参考サイト→「洋館探訪〜山梨県」「藤村紫朗 – Wikipedia」
建物の白い壁は良いけれど、青い柱や窓はどうなんでしょう・・・。
小学校だから派手にしたのかな?
それとも色は当時と違う?
小学生?に階段はかなり急でしたね。
exifさん、いらっしやい。
この色は当時のものを再現しているようです。
当時の他の建築を見ても同じような色合いのものが多い事から、当時の流行りだったのでは
ないかと思います。
今の私たちの目には、ちょっと派手で色が浮いてるように感じますけどね。
昔は階段と呼ばずに「梯子段」と呼んでいたようです。
落ちそうで怖いから階段を駆け下りるやつが居なくて良かったのかも・・?
ここの西川オルガン(一階喫茶室にあるヤツ)を修復した、風琴屋です。
次回のミニコンサートは7/28です。
スペック的には小さい楽器ですが、よく通る音がします。
係の方に声をかけていただければ、自由に触れると思いますので、お試しください。
ひろなんさん、いらっしゃい。
ここのオルガンを修復したんですか。
この前は見てきただけですが、機会があったら音を聴いてみます。
7/28はちょっと無理なのですが・・
こんばんは。
梅雨は何処へ???
exifさんと同じ内容ですいません。
確かにこの「青色」は不思議ですね。
でも立派な建物ですね。
当時の子供達にはどう見えてたか想像つきませんが、
なんだか毎日学校に行くのにワクワクしてたのでは?
って感じの建物にも見えてきますね。(^-^)/
教室の写真を見て
故・いかりや長介さんが先生役の、
ドリフの学校コントを思い出してしまったのは私だけしょうか?<(^^ 人体模型、動いてなかったですよね?(笑+怖)
くまごろーさん、いらっしゃい。
当時は今に比べてずっと洋風の建築は珍しかったはずですよね。
こういう学校があることは地域の誇りだったんじゃないでしょうか。
この学校に通う子供たちにとっても、それは名誉なことだったと思います。
人体模型はもちろん動きませんよ・・だって昼間でしたから。(笑
文明開化の香り・・
「明治時代の校舎」でご紹介した「須玉歴史資料館」に喫茶室があります。昨年試験的にオープンしたのですが、私は知りませんでした。この前行った時に手書きのボードが出ていたので入ってみました。今年は春〜秋の間開いているそうです。…