日本中の荒れ地などで見られますから、大抵の人は見たことがあるでしょう。
生育に適した場所だと、低木や藪などを覆い尽くすほどに育ち、庭や農地などに入り込まれると、駆除するのが大変厄介な雑草の一つです。
根からとれる澱粉が、ご存じの「葛粉(くずこ)」です。
最近市販されている「葛粉」は殆どがジャガイモなどの澱粉を使っています。
逆に本物の葛から作った葛粉は「本葛」と呼ばれ高級食材となっています。
「葛餅」「葛切り」など、色々な食品(主に和菓子系)に使われています。お湯で溶けば「葛湯」です。
風邪薬として知られる、生薬の「葛根湯(かっこんとう)」の主原料も葛です。
色々と役に立つ植物なのですが、肝心の葛粉を作り出す処理が面倒なのと、効率が悪く大量に作れないので、本物の葛粉は高価になって、全国の荒れ地の葛は厄介者のままです。
今の日本では利用するよりも蔓延るほうが多いんですね。
何か効率良い使い道があれば良いのですが。
日本全土が覆い尽くされてしまいそうな勢いで繁殖しているのを見かけますね。
exifさん、いらっしゃい。
先ず、根を掘り出すのが大変そうですよね。
葛餅や葛切りは好きなので、本葛が沢山生産されるようになれば嬉しいのですが・・・(笑
こんにちは。
高速道路の傍とかにもよくはびこってますよね。
で、カメムシが大発生してたり。
なるほど、くず粉って作るのが大変なんですね。
どうして利用しないのだろうって思ってました。
きのさん、いらっしゃい。
高速道路沿いでもよく見ますね。
刈り取るだけでも大変そうです。
利用したくても、労力を考えると、とても出来ないということなのでしょうね。
厄介者の葛ですが、葉っぱも何かに使えるといいのに。
あ、花は意外といい香りじゃありませんか?
葛のお花は綺麗なんですね。
くず粉か~~~~知らなかった~~~
こんな植物の姿をみると、あらためて美しいものだと思います。
yannさん、いらっしゃい。
葉っぱは・・どうなんでしょうね?
草木染めとか・・聞いたことはないですけれど。
香りは気付きませんでした。
写真の葛は高い木に絡んでいて、花も高いところにあったので。
ASさん、いらっしゃい。
マメ科なので、花は豆の花の形なんです。
花は結構きれいだと思いますが、何しろもの凄い生命力で蔓延ってしまうのが困りもの。
蔓は毛が生えてるし、葉は大きいし、全体は決して美しくないですよ。