マサラカレーパン

07082801美味しそうなカレーパンを、また見つけてしまいました。
「マサラ」と言うのは「色々な香辛料を粉状にして混ぜ合わせたもの」です。
インドなどのアジアが起源の調味料ですが、インドを植民地支配していた英国人が作った「カレー粉」も、マサラを真似て作った物ですね。

代表的な「ガラムマサラ」の「garam」はヒンディー語で「暑い」または「熱い」という意味で「熱を加えて作る」から名付けられたそうです。
07082802所詮カレーパンではありますが(笑)割と良い香りで美味しいカレーです。
ついこの間「めっちゃたっぷりカレーパン」を食べたばかりなので「カレーが少ないなぁ」と感じてしまいましたけれど。(量としては4分の1くらいかな・・?)
ただし、これは「焼きカレーパン」だったので、ふつうの「揚げた」カレーパンよりカレーの量は少なめで良いと思います。
・・まあ、それにしても少ないとは思いますが・・(笑
元々ガラムマサラは、辛さを出すための調味料ではなく「香りを付ける」ための調味料です。
ヒンディー語の「garam」は「辛い」という意味では無かったのに、英語で「hot」と訳され、勝手に「辛い」という意味になってしまったとか。
考えてみれば「熱い」も「辛い」も、英語ではおなじ「hot」ですから・・・まあ、英語に文句付けてもしょうがないですが・・・
日本人はアジア起源のものでも、直接よりもアメリカやイギリス経由の方を文化的と捉える情けない民族なので、ガラムマサラは「辛いマサラ」などと言われています。

“マサラカレーパン” への2件の返信

  1. これはたっぷりカレーではなく、香辛料たっぷりカレーだったのかな?
    甘いとか酸っぱいとかの味覚とは異なり、
    辛がカライと感じるのは舌が痛いと苦痛を訴えているのを感じるそうですね。
    そう言う意味でhotというのもわかりますね。

  2. exifさん、いらっしゃい。
    香りはすごく良かったですが、辛さはそれほどではないです。
    普通のカレーパンより少し辛め・・という感じかな。
    温めて食べると、良い香りが一層引き立ちます。
    アフリカのどこだかの部族の言葉で、味覚を表すのは「甘い」と「辛い」しか無いのだそうです。
    「甘い」は「美味しい」と同義で、「辛い」は「不味い」という事なんだとか・・
    「辛いけど美味しい」とか「甘いけど不味い」ってのは無いんですね。

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