野菊

07090102八ヶ岳山麓はずいぶん秋らしくなってきました。
日中はまだ暑い日もありますが、朝晩は長袖が欲しいほどの涼しさです。
写真は、この辺でよく見られる野菊の一種です。
西日本にある青い色の野菊、ヨメナ(嫁菜)に似ていますが、別の種類です。

東日本にあるのがカントウヨメナで、こちらは青から白まで地域や個体により色に違いがあり、ヨメナが食用になるのに対し、食用にされることは無いそうです。
正式な名前はカントウヨメナですが、野菊と呼んで間違いではありません。
昔から、その土地にある野生の菊を「野菊」と呼んでいたからです。
ただし、春に咲くハルジオンや、アメリカからの帰化植物であるヒメジョオンは、キク科ですが野菊とは呼びません。

参考サイト→「カントウヨメナと野菊達

“野菊” への2件の返信

  1. 春紫苑よりもこの方が花としては立派ですね。
    みすぼらしくないし。
    この花の所だけ光が当たっているようで、
    なかなか良いです。

  2. exifさん、いらっしゃい。
    これは花びらも幅があって、ちゃんとした菊の花の形ですからね。
    「野菊の墓」の野菊はこれではないかと思います。
    林に囲まれた空き地で、この花がある部分に、丁度スポットライトのように陽があたっていました。
    タイミングが良かったですね。

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