八ヶ岳山麓はずいぶん秋らしくなってきました。
日中はまだ暑い日もありますが、朝晩は長袖が欲しいほどの涼しさです。
写真は、この辺でよく見られる野菊の一種です。
西日本にある青い色の野菊、ヨメナ(嫁菜)に似ていますが、別の種類です。
東日本にあるのがカントウヨメナで、こちらは青から白まで地域や個体により色に違いがあり、ヨメナが食用になるのに対し、食用にされることは無いそうです。
正式な名前はカントウヨメナですが、野菊と呼んで間違いではありません。
昔から、その土地にある野生の菊を「野菊」と呼んでいたからです。
ただし、春に咲くハルジオンや、アメリカからの帰化植物であるヒメジョオンは、キク科ですが野菊とは呼びません。
参考サイト→「カントウヨメナと野菊達」
春紫苑よりもこの方が花としては立派ですね。
みすぼらしくないし。
この花の所だけ光が当たっているようで、
なかなか良いです。
exifさん、いらっしゃい。
これは花びらも幅があって、ちゃんとした菊の花の形ですからね。
「野菊の墓」の野菊はこれではないかと思います。
林に囲まれた空き地で、この花がある部分に、丁度スポットライトのように陽があたっていました。
タイミングが良かったですね。