津金の鏝絵 2

12112401津金の鏝絵 1」の続きです。
前回も描きましたが、津金地区は鏝絵が多いです。
松の生えた岩場に波しぶきが上がり、鶴が飛んでいます。



岩と波しぶきの表現が見事です。

12112402松の枝に鷹がとまっています。
片方の翼を広げ、身をひねるような形です。
獲物を発見し、飛び立とうとしているようなポーズです。
12112403これも松の枝にとまる鷹です。
首を高く延ばし、周囲を睥睨しています。
12112404これも同じく、松と鷹です。
かなり精密に細かい仕上げがされていますね。
左下に波しぶきが上がっています。
松と鷹は割とスタンダードなテーマですが、これだけまとまって存在するのは珍しいです。
地域的な好みや流行があったのかも知れません。
今回の4つの鏝絵は題材は似ていますが、鏝で作った立体感や彩色のタッチを見ると、作者は全て違う職人だと思います。
もっとも補修の際にどの程度手を加えられたか不明ですから、当初の作者までははっきりしませんけれど。

我が家の近くでは、小淵沢、小荒間、長沢(以上は山梨県北杜市)、堺(長野県富士見町)などの集落に数点の鏝絵があります。
だいぶ写真が集まってきたので、何かにまとめたいとは思うんですが・・