ニョッキの研究

07122101「くまぱぱのランチ」で好評のニョッキですが、これがなかなか大変な物でして、ニョッキを出す店があまり多くないのは肯けますね。
もちろんソースの工夫は大切です。
でも、それ以前にニョッキそのものの研究を怠るわけにはいきません。

一言で言えば「食感」・・・生地の硬さ、噛み心地、大きさ、形、等々・・
色々試してみたいので、市販の生ニョッキを買ってきました。
07122102山梨では、店頭では先ず手に入らないと思います。
妻が神奈川県の実家へ行ったときに、たまたま店にあった物を2種類、試しに買ってきたようなわけです。

どちらも生ニョッキですが、こちらは「冷蔵品」と書かれています。
原材料は、小麦粉、マッシュポテト、でん粉、食塩、pH調整剤。
小麦粉の比率が一番多く、当然ながら硬いですよ。
071122103こちらの青い袋には「常温保存」と表示されていました。
原材料はポテトピューレ、小麦粉、じゃがいも粉、香辛料、米粉、保存料(ソルビン酸)、pH調整剤。
こちらは上の品とは対照的に、小麦粉の比率が少なく、柔らかいニョッキでした。

お断りしておきますが、これら市販の生ニョッキを「くまぱぱのランチ」で使うつもりは全くありません。
研究の比較対象としているだけですので、ご承知くださいね。

実際に茹でて調理してみた結果ですが・・先ず上の「小麦粉が多いニョッキ」です。
茹でたてをソースに絡めたアツアツの状態で、相当な噛み応えのあるニョッキです。
私など、ある程度噛み応えがあるのが好きですが、ちょっと冷めてくると、これはいくら何でも硬すぎます。

下の「小麦粉が少ないニョッキ」は、逆に柔らかすぎました。
アツアツの出来たては水団のように軟らかいです。
冷めるとやや硬くなりますが、これはちょっと物足りないですね。

どうやら、偶然にも硬軟両極端の品物を買ってきてしまったようですが、我が家で作っているニョッキは、ちょうど中間くらいの硬さでした。ちなみに、我が家の作り方はこちら→「ニョッキを作る
では、我が家のはちょうど良いのか・・と言うと、そんな単純な物でもないんですよね・・これがまた。(笑
・・・続きます・・・

“ニョッキの研究” への3件の返信

  1. 市販の冷蔵生ニョッキは双葉の『いちやまマート』で売っています。
    くまぱぱさんのところでニョッキを食べてとても美味しかったので、
    もう一度食べたいと先日それを買って家で茹で、バジルソースをからめて食べましたが、
    くまぱぱさんのニョッキとはやはり全然違いました。
    熱心に研究されているたまものですね。

  2. みゆきさん、いらっしゃい。
    双葉のいちやまマートですか。
    あちらの方へは、ほとんど行く機会が無いので知りませんでした。
    でもまあ・・・かなり違うでしょう。(笑

  3. 続・ニョッキの研究

    「ニョッキの研究」で書いたニョッキの硬さですが、「我が家のはちょうど良いのか・・と言うと、そんな単純な物でもない」の続きです。単にジャガイモと小麦粉の比率だけでなく、粒の大きさ、形・・更に、生地を作るときの捏ね具合や茹で時間などで食感に相当な変化が生じます。…

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