インターネットは怖い?

08012002取材などで「インターネットを使うに当たって、実社会と違う点や注意すべき事はありますか?」という質問を受けることが、時々あります。
私は「実社会と同じ、日常生活と同じ常識的な注意は必要です。」と答えます。
相手の方は、一瞬「点目」になって、それから何となく不満そうですね。(笑

どうも「実社会より危険だから気をつけて」みたいな事を言わせたいという、マスコミの意図が・・でもそれって、根本的にすごい勘違いですよ。
写真は記事と関係ありません。

明治以後、電気、水道、ガスなどのインフラが一気に広がってきた時代に似てますね。
では、長屋の連中の声を聞いてみましょう。(笑

「こないだ、熊さんが電気に触ってしびれちゃったんだって。」
「八っつぁん家は電気が火ぃ噴いて火事になるとこだったらしいぜ。」
「あたしん家は水道ってのが来たんだけど、あれは怖いかい?」
「あぁ、与太郎、安心しな。水道は怖くねぇよ。電気じゃねぇから。」
「ガスってぇのはどうだい?」
「あれは怖いってよ〜電気だから。爆発するって、大家さんが言ってたぜ。」
「そう言やぁ、ご隠居ん家にインターネットってぇのが来たらしいよ。」
「えぇ?・・何でぇそりゃあ・・」
「いやぁ、良く分かんねぇんだが、何でも世界中に繋がってるんだそうだ。」
「繋がってるって、なんでぇ・・犬の盛りか?・・それも電気かい?」
「知らねぇが、ウイルスだの、スパムだの、変な物が来るらしいぜ。」
「危ねぇなぁ・・そりゃ電気だぜ、きっと。」
「うん、違えねぇ。電気だ電気だ。怖いねぇ。」

もう既に、そんなこと言ってる時代じゃないのは誰でも分かってるはずです。

北杜市アルファブログ "Hokuto In Our Time"」今週のテーマは「インターネット」です。
火曜日担当の私は「インターネット社会の希望」を書かせていただきました。
以前くまぶろに書いた記事を一部リライトした部分もあるんですが、新たに書いた方が多いかな・・
お時間がありましたら是非どうぞ。