古いポートフォリオから・15

08031001「OSCAR PETERSON GREAT CONNECTION」
・制作/1976年頃 ・サイズ/310×310mm
・画材/エアーブラシ アクリル絵の具(リキテックス) 光沢コーティング紙(黒)
・分類/レコードジャケット(LP)課題作品

確か、フェーマススクールズ受講中の課題でした。
課題の内容は「人物のイラストが入ったレコードジャケット」だったと思います。
08031002エアーブラシは当時の流行りだったから、使ってみたかっただけなんですが、このくらい描けるまでには結構時間を掛けて練習したんですよ。(笑
問題は「紙」で・・どうしても光沢のある紙を使いたかったんです。
実際の仕事なら、原画は普通の紙に描いて印刷後にコーティングすればいいんだけど、これは課題だから印刷上がりの状態を見せたいわけです。
黒のビニールコーティング紙にエアーブラシで定着するのは白はアクリル絵の具しか無くて・・いやいや、なかなか大変でした。
下の画像をクリックすると、ほぼ実物大の部分図が見られます。

デザイナーとして務め始めると、先輩にジャズ好きの人が多くて、仕事帰りに新橋のジャンク(ジャズクラブ)に連れて行かれたり・・そんな影響で私もジャズを聴くようになっていました。
だから、レコードジャケットの課題が出ると、迷わずジャズのレコードにしましたよ。(笑

今までの記事→「古いポートフォリオから・14

“古いポートフォリオから・15” への2件の返信

  1. パソコンと違い、やり直しが利かないので
    エアブラシはかなり難易度が高いですね。
    仕事だったら、イラストはイラストだけ。
    文字は文字だけで作って、それを指定で合わせ、
    紙の指示をするなどだけですから
    ある意味簡単。
    最終仕上がりを表現するのは大変。
    Macになる前までは、クライアントに提示するために
    こんな感じで作っていましたよ。
    便利になったものですね〜。

  2. exifさん、いらっしゃい。
    仰るとおりです。
    仕事では「指定」で出来る部分が多いですからね。
    イラストも白い紙に扱いやすい黒のインクで描けばOKですし。
    プレゼン用のカンプってのは、本番より手間がかかる事も多かったですね。
    Macもなかったし・・その代わり手仕事としての技術は身につきましたけど。

コメントは受け付けていません。