早春のパノラマ

08032401あまりに山と空がきれいなので、買い物帰りに寄り道です。(笑
田圃の畦に、まだ緑は殆ど見えません。
それでも、冬の冷たさは全く感じられませんね。
・・今回は、早春のパノラマをお楽しみください。

ここから望む南アルプスは、長く広がって大変美しいです。
雪を頂いた山々は、見るからに早春を感じさせる装いです。
08032402南には富士山。
結構雪が多いようですね。
先日の雨が、山頂では雪だったのでしょうか。
08032403東には奥秩父の山々が連なります。
白い頂は金峰山です。

・・そして・・
08032404北側には、お馴染みの八ヶ岳。

ここは大泉、金生遺跡です。
縄文時代後期(3,000年ほど前)の遺跡ですが、ここは普通の集落跡ではありません。
手前の石の遺構は、環状に並べられた石の配置や、そこから発掘された石棒、土偶、人骨などから、祭事の場であったと言われています。
建物は竪穴式住居ですが、普通とは少し違って、土壁が立ち上がった構造として再現されています。
一般に、稲作は弥生時代からと言われますが、縄文時代にも既に原始的な農耕は営まれていたとする説が有力となっています。
四方に神の居る山々を望む広々した高原のこの場所で、春を迎えた喜びを歌い、五穀豊穣、子孫繁栄を祈った縄文の人々の姿が浮かんできませんか。

“早春のパノラマ” への2件の返信

  1. とても開けた場所で眺めが良いですね。
    これから暖かくなるという気持ちが更に開放感を感じるのでしょうか。
    八ヶ岳をバックに従えた縄文の集落が良いですね。
    3000年前の人たちも八ヶ岳を見ていたんでしょうか。

  2. exifさん、いらっしゃい。
    ここの眺めはとても気持ちが良いです。
    縄文時代の人々が何故ここを祭事の場所に選んだか、分かるような気がします。
    八ヶ岳は数万年という古い火山なので、3000年前だと山の形は今と変わらなかったはずです。
    多分同じ景色を眺めていたと思います。

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