写真の補正と加工

08112801デジタル×写真術」以来の写真シリーズです。(笑
写真の補正前/補正後」に続いて、今回は「補正」ではカバーしきれない・・当然「加工」が必要になってくる事例です。

1枚目は、撮影したまま何も補正していない写真です。
ちょっと暗めなのと、スプーンに撮影者が映り込んでいます。(笑
08112802全体を少し明るく補正。スプーンの撮影者を消す加工をしました。

明るさは、陶器の器だけなら上の写真くらいで適正露出かも知れません。
でも、料理の場合は明るめに仕上げた方が美味しそうに見えます。
拡大写真を比較してみれば、なるほどと思いますよ。
そういえば、今まで使用ツールのことを一度も書きませんでした。
アプリケーションは基本的にPhotoshopで、補正作業の中心は「トーンカーブ」です。
単純な補正なら1点だけで可能ですが「補正前/補正後」のように空と地面の明暗の差がありすぎるような場合は、3〜4点を動かしてカーブを調整することもあります。
やり過ぎて不自然にならないように注意が必要ですね。

スプーンの撮影者を消したのは「指先ツール」です。
スプーンという滑らかな曲面ですし、ウェブ用という前提ですから、簡単に済ませました。

今回は、私としては特殊な例・・と言うほど特殊でもありませんが・・写真に加工する例をご覧いただきました。
次は、料理の写真について、お話ししてみたいと思います。

“写真の補正と加工” への3件の返信

  1. 補正ですか・・・
    以前テレビドラマでサングラスを掛けた二人組みの刑事ドラマ・・・
    彼らのサングラスに周りのスタッフ一同が映っていました・・・
    上の写真、そうですね・・・
    お皿と料理で適正露光が違うって良くありますよね。
    フィルムカメラでは段階露光で撮影して、調整したり、
    後はプリントなら、覆い焼きとかで補正・・・
    結局補正して初めて作品になるんですよね。

  2. さんちゃん、いらっしゃい。
    滑らかな金属やガラスは反射が厄介ですよね。
    スタジオなら、多灯ライティングもできるし、レフ板で部分的に光を入れたり、
    トレペで明るさを調整したり・・
    普通の家庭では、そういう調整を撮影の時に出来ないので、撮影後にデジタルで
    出来るのはありがたいです。

  3. 料理写真

    あらゆる分野の写真の中で、最も難しいと言われる料理写真。プロでも特に「料理写真家」と呼ばれる専門家が居るくらいで、スタジオや機材さえあれば上

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