富岡敬明(とみおか けいめい)は、明治初期の山梨県権参事(ごんさんじ=副知事)で、明治新政府から派遣された役人です。
北杜市長坂郷土資料館で富岡敬明に関する企画展を開催中です。
明治維新までは鍋島藩小城支藩士で山梨との関わりはなく、権参事として3年半しか居なかった山梨に10年後に再来、終の棲家としたそうです。
日野春地区の開拓に貢献し、現在も北杜市長坂町に残る「富岡」という地名になった「明治の来たりもん」です。
鍋島藩小城支藩の騒動に関わって死罪の判決を受け、明治維新で恩赦を与えられます。
山梨では大小切り税法廃止に伴う騒動を鎮め、その後は熊本県令(知事)として「西南戦争」を戦ったという、正に明治の英傑と呼ぶに相応しい人物です。
その人が、わざわざ山梨を終の棲家としたという・・そこに何があったのか・・興味を持つのは私だけではないと思います。
第22回企画展「こんな男がいた!富岡敬明」明治を駆けぬけた、ある地方高官の人生
期間/開催中〜6月21日 休館日/月曜日、4月30日(木)、5月7日(木) 開館時間/9:00〜17:00(入館は16:30まで)
北杜市長坂郷土資料館 住所/山梨県北杜市長坂町中丸1996 電話/0551-32-6498
公式サイト→「北杜市長坂郷土資料館ホームページ」
北杜市長坂郷土資料館は「八ヶ岳ミュージアムリング」の会員です。
この方の事は知りませんが、
最近明治維新から初期にかけて輩出したしたような人物が
様々な所から現われないかな〜と思っております。
このどうしようもない日本の政治や官僚を根本から変えてくれるような
そんな人物がね。
depthfieldさん、いらっしゃい。
私もこの企画展の案内を見て、初めて知った人物なんです。
どこだかの内戦が続く国の外務大臣か何かが・・「毎年のように首相が替わるどこかの国に比べれば
我が政権は安定している」・・と言ったとか。(爆
今の日本の現状は、政治(に携わる人)の精神的貧困から来ていますね。