夏の高原大橋

お馴染みの八ヶ岳高原大橋です。
何度も紹介している割に、夏の写真は初めてなんです。
何故だか分かりますか・・？

夏は何となくぼんやりと山々が霞んでしまうので、空気がシャキッとした季節に比べると、写真を撮りに行く気にならないからなんです。（笑
今年は、梅雨明け初日のスカッとした青空に誘われて写真を撮ってきました。
八ヶ岳山頂まで緑色になったこの季節に、これ程クッキリ撮れることは珍しいですよ。
川俣渓谷の木々も「新緑の季節」のような樹種による色の変化は殆どなくなっています。
一見ベタな緑に覆われたような・・この色こそ夏の森の色です。
橋の上から下流を見ると富士山が見えます。
こちらは逆光なので、クッキリというわけには行きませんけどね。
その代わり山の森は陰影がはっきり出て、2枚目の写真より立体的に見えます。
一番手前の山に白っぽい葉の木がありますね。
この日は風が強かったので、風に煽られて葉の裏側が見えているからです。
いよいよ夏の観光シーズンになろうとしていますが、ここでドライバーの皆さんにお願いしておきます。
景色を見たいからと言って、橋の上では絶対に車を停めないでください。
橋の東側に駐車場があるので、必ずそこに車を停めて、橋の上まで行きたい人は歩道を歩いてください。
橋の上で駐車しないまでも、景色を見ながら突然スピードを落としたり、左右にふらふらしながら走る車も見かけます。
橋の上は、何事もなかったように一定速度で通り過ぎてください。
ここは大型車も通りますし、観光シーズンは交通量が多くなり、重大な事故が起きる危険があります。

また、高齢の方や身体の不自由な方に景色を見せたいからと、橋の上に車を停める人が居ます。
事故は、高齢者や障害者を避けて起きてはくれません。
橋の上からの景色を見せてあげたいという、優しい気持ちがあるなら、ちゃんと駐車場に停めて歩道で車いすを押してあげましょう。
安全という点に一番気を遣うのが一番の優しさではないでしょうか。