諏訪神社(大井ヶ森)の摂社 末社

09082201一昨日の記事に「摂社、末社がいくつもある」と書きました。
摂社や末社というのは、その神社(本社)の管理下にある小さな神社です。
今回はそのいくつかをご紹介しましょう。

この赤い鳥居は、諏訪神社の石鳥居のすぐ左側に、少し引っ込んだ感じで立っています。

ここの摂社、末社の中では唯一独立した鳥居があります。09082202鳥居の向こうに、短いながらも参道があり石段もあります。
石柱にしめ縄が張られ、大きな石の上に石の祠があります。
小さいながらもちゃんとした神社の体裁が整えられていることから、ここに諏訪神社が出来る前からこの地に祀られていた地主神ではないかと想像します。
09082203諏訪神社の境内・・拝殿前の左右に石の祠が並んでいます。
これは左側の列です。
複数の祠を並べて、一纏めに石柱を建ててしめ縄を張るという簡易的な祀り方です。
09082204こちらは右側の列です。
一番奥の一つだけが木製の祠でした。
何れにしてもこれらの祠の祭神は、最初の地主神ほど格は上でなく、どちらかと言うと諏訪神社を守るような立場の神々なのかも知れません。
09082205参道から真横の向きにある石柱にしめ縄が張られていましたが、祠は見あたりません。
どうやら奥の大きな岩を祀っているようですね。
色と表面の感じから八ヶ岳の溶岩だと思いますが、昔の大水で流れてきたものか・・諏訪神社よりずっと昔から、この地域の自然信仰の対象だったものと思われます。
最期の岩にしても、それぞれの祠にしても、きっとそれなりに曰くや因縁があり、不思議な伝説もあるのだと思います。
残念ながら私はそこまで調べる術を持ちませんが、その物語を想像してみるのも良いかも知れません。