信玄堤・1

09082801信玄堤とは、戦国時代に武田信玄によって成された治水工事で、釜無川(富士川)と御勅使川の合流部分に設けられた「水流を弱める工夫」が施された堤防です。
詳しくは「信玄堤」で検索するとたくさん出てきます。

息子が普通免許を取ったので、手続に運転免許センターに送っていったのですが、待ち時間に近くの信玄堤を歩いてみました。
09082802左のガードレールの所が現在の堤防=道路になっていて、その更に左が現在の河川敷です。
信玄堤の全てがそのまま残っているのではなく、この辺は森と公園になっています。
将棋頭など、石積みの遺構が発掘され、復元されて、見られるようになっている所は、ここからだとちょっと遠いので、今回は行きませんでした。
09082803こんな看板が出ていました。
水害防備保安林・・とても硬い名前ですね。
今回は、保安林区域(赤い線)の右側4分の3ほどのエリアを歩いてみました。
とても暑い日でしたが、木陰は涼しくて良かったですよ。(笑
09082804古い大きな木が多いですが、保安林ですから、定期的に手入れはされているようです。
上部が殆ど枯れてしまったか、落雷でも受けたのでしょうか・・中にはこんなに刈り込まれてしまった木もありましたが・・
09082805現在の堤防と信玄堤の間の低い部分が保安林になっているんです。
そこには水路があります。
写真では木漏れ日がいい感じですが、ちょっと下草が鬱蒼とし過ぎていて近寄れません。
釜無川が増水した場合の排水路のような役割があるのでしょうか・・?
09082806私は知りませんが、普段は農業用水になっているんでしょうね。
写真は信玄堤の更に外側ですが、田圃が結構沢山ありました。
この辺りも宅地化は進んでいるようですが・・
田圃の手前の大きな葉っぱは、特産の八幡芋です。
09082807これが信玄堤の本体の一部でしょう。
上部は舗装されてサイクリングコースになっています。
私はこの上をずっと歩い行きました。
木陰が続く、夏の季節にはとても良い散策路です。
冬はちょっと寒いでしょうけれど・・
写真がまだありますので、後日続きを掲載します。