八ヶ岳エコソムリエ

09101903八ヶ岳を深く楽しむ「八ヶ岳エコソムリエ」プロジェクトが始まりました。
実は既に8月末から事業は始まっていたのですが、諸々の都合で本日その出発式を行ったというわけです。
先ずは「エコソムリエ」とは何ぞや、という所から話さなければなりませんね。

エコとは、ギリシャ語の「住処(すみか)」「家」という意味のエコスで、それがエコロジーやエコノミーの語源なのですが、ここで私達は元々のエコ、つまり「家」という意味に注目しています。
・写真は、北杜市役所で行われた出発式の様子です。

ソムリエとは「動物の使い手」から「荷物の運搬を取り仕切って管理する者」という意味のラテン語を語源とするフランス語で「宮廷で食事やワインを管理する者」から「レストランなどで食事を仕切る人」と変化し、現代では「ワインの専門家」の呼称として知られ「ある事物に精通し、アドバイスできる者」を「○○ソムリエ」などと呼ぶ例も出てきました。

私たちは「エコ=家」という意味を「私たちの家は地域であり、私たちの地域は八ヶ岳である」と考え、一般に言われるエコツアーではなく、より「深く地域を知り、地域資源を活かしたツアーをガイドできる人」を「八ヶ岳エコソムリエ」として養成しようと考えました。
そのためには、エコソムリエの認定基準を考えたり、養成講座のプランを立てたり、やらなければならないことがてんこ盛りです。

私たちは、八ヶ岳南麓エコツーリズム推進協議会という団体を立ち上げて、それを実行に移そうとしています。
活動の拠り所となる資金については、内閣府の「地方の元気再生事業」に選定され援助をいただけることになりました。
とは言え、事業終了後の支払いですから、それまでは普段私たちがやっているとおり、ボランティアであり、自腹切り〜の持ち出し〜のであることに変わりはありませんけれど・・(泣笑
まあ、後からでも何でも、自分たちの活動が評価され、費用を出して貰えるのは大変ありがたいことです。
しかも、その活動が八ヶ岳エリア=自分たちの家の今後のためになるんですからね。

私たち「八ヶ岳ネットワーク」の他に「八ヶ岳南麓景観を考える会」「八ヶ岳歩こう会」「八ヶ岳自然ガイド協会」「パノラマ広場おばちゃんの会」という地域団体の他に、実際にサイクリングやカヤックなどのガイドを行っている「なかアウトドアーズ」や、研究教育機関として「山梨県立大学地域研究交流センター」が構成団体となっています。

詳しくは近日公開される公式ホームページに掲載する予定です。

で・・私が何をやるかと言えば、そのホームページを立ち上げることと、パンフレットやチラシなどの印刷物の作成、広報体制の確立等がメインですが、長年やつねっとで関わってきた「小海線」を利用したツアーの研究開発も担当しています。
何れにしても、一筋縄ではいかないと思いますが、くまぶろでも追々報告していきますね。

“八ヶ岳エコソムリエ” への5件の返信

  1. なんか面白そうな事を始めましたね。
    まだ先は長そうですが、軌道に乗ると良いですね。

  2. 10月20日の山梨日日新聞に関係記事が載っていましたね。
    よーくみるとくまぱぱさんも・・・
    清里方面も80年代の賑わいはもうないですね・・・
    ぜひ、八ヶ岳山麓の活性化が進むといいですね。
    もちろんただ、発展するだけでなく、環境、景観にも配慮してですけどね。

  3. flipperさん、いらっしゃい。
    そう、面白そうでしょう。
    実際、事務的な事とか、かなり大変なんですけどね。(汗

  4. さんちゃん、いらっしゃい。
    そう言えば新聞に出ましたね。(笑
    このプロジェクトが進んでいくと、八ヶ岳一帯に新たな魅力が出てくるはずです。
    もちろん、無制限に受け入れる事はないので、異常な賑わいになる事はありません。
    良い方向に向かえればと思っています。

  5. 八ヶ岳南麓エコツーリズム推進協議会

    昨年秋の「八ヶ岳エコソムリエ」の記事でご紹介した、八ヶ岳南麓エコツーリズム推進協議会のパンフレットが出来ました。内容は「八ヶ岳エコソムリエプ

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