ジャズピアニスト、バド・パウエル（BUD POWELL）の名盤です。
ブルーノートから発売されていた LP を持っているんですが、CD を見つけて買いました。
収録されている、彼自身が作曲した「クレオパトラの夢」が好きなんです。
録音された1958年頃は、麻薬とアルコールの中毒で精神障害も患っていた時期ですが、呻き声をあげながらの「クレオパトラの夢」は名演奏と言って良いでしょう。
ジャケットも昔の LP と同じなら、CD レーベル面も LP レーベルと同じデザインです。
ポール・チェンバース（ベース）、アート・テイラー（ドラムス）とのトリオです。
ピアノ+ベース+ドラムスという「ピアノトリオ」は、彼が始めたとも言われています。
60年代にフランスに渡って演奏活動を続けます。
フランスでは好意的に迎えられ、麻薬からも脱する事が出来ましたが、1966年、42歳の2ヶ月前に亡くなりました。
amazon で試聴も出来ます。→「ザ・シーン・チェンジズ