大日影トンネル遊歩道 2

10111501大日影トンネル遊歩道 1」の続きです。
今回はもう少しトンネルの奥まで進んでみましょう。
照明も適度にあって、路面も平坦ですから、とても歩きやすいです。



トンネルの4分の1ほどの距離ですが、レールとレールの間に水路が作られています。
トンネル内に湧き出す水の排水路です。
10111502水路がコンクリート製のためか、水路のある部分は枕木が木製になっていました。
地下水ですからきれいな水ですが、かなりの量が流れています。
今でもこれだけの水が湧き出ているんですから、トンネルの工事は相当大変だったでしょうね。
10111503トンネル内には、一定の距離ごとに、作業員の待避所が設けられています。
これは一番小さいもので、全部で29ヶ所あり、人が二人並んで立って入ることが出来ます。
奥行きはかなり浅いので、列車が通過するときは結構怖かったでしょうね。
10111504これは少し大きなもので、奥行きは上の写真の待避所の倍以上あります。
人が数人は入れるし、保線機材なども少しは持ち込めそうです。
数は、小さい待避所よりずっと少なく、トンネル内に5ヶ所です。
10111505一番大きい待避所です。
現在はベンチが置かれて休息所になっています。
ここは、大型の保線機器や資材の置き場所にも使われていたことでしょう。
トンネル内に2ヶ所あります。
10111506ここまでの写真は全てストロボ未使用で撮影しています。
ISO感度を1600まで上げているので明るく見えますが、実際にはかなり暗い状態です。
ちなみに、ISO400でストロボを使ったのが左の写真ですが、一番上の写真と比べてください。
どちらが良いかは一目瞭然ですね。
次回は、トンネル内の距離標や勾配標をご覧いただき、反対の出口「菱山口」まで行きます。

“大日影トンネル遊歩道 2” への3件の返信

  1. 歩道や線路の部分とかが綺麗に整備されていますね。
    こうだと見学も楽だし安心してみることが出来そう。
    メンテが酷くて今にも壊れそうな所には行きたくないからね。
    続きも楽しみにしています。

  2. flipperさん、いらっしゃい。
    そうですね。
    きれいに整備されているので、とてもいい感じですよ。
    夜間は扉を閉じて入れないようにしているのも良いと想います。

  3. 大日影トンネル遊歩道 3

    「大日影トンネル遊歩道 2」の続きです。 今回はトンネル内の表示などをご覧いただきます。 結構昔のままのものが残されているんですよ。 これは…

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