エコソムリエ講座が開かれました

10111601以前お知らせした「エコソムリエ講座」が、11月13、14の両日、開講されました。
2010年度の第二回、通算第四回目の講座です。
今回は、1日目に座学、2日目が野外での体験実習でした。



講座の内容など、詳細は以下のPDFデータをご覧ください。
案内書(表)PDF 246KB」「案内書(裏)PDF 205KB
10111602「風の三郎社と三社まいり」と題し、前日の座学で学んだ現地を歩いています。
雨乞いを「八ヶ岳権現社」に、晴天を「日吉神社」に、風を鎮めることを「風の三郎社」に祈って回るという「三社まいり」の風習は、終戦ころに絶えてしまっていたのです。
それを土地の古老から聞いた多賀さんが、歩くコースとして復元したものです。
10111603特に「風の三郎社」は何回か場所を移されており、土地の人でも殆ど知らなかったそうです。
この奥にあるのですが、案内人無しでは、ここまで辿りつけないでしょうね。
一説に、宮沢賢治の「風の又三郎」は、親友であった韮崎市出身の保阪嘉内から聞いた、この風の三郎社の話から着想を得たとも言われています。
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“エコソムリエ講座が開かれました” への4件の返信

  1. いいですね、なかなか素敵な題材だと思います。
    毎回テーマを考えるのも大変でしょうが、
    もっと参加される人が増えると良いですね。

  2. このコースを多賀さんに教えて頂いて、先日お客様をご案内しました。
    素晴らしいコースだと喜んで頂きました。
    自分自身ももっと深く知りたかったので、できたら参加したかったです。

  3. flipperさん、いらっしゃい。
    1日目に座学で学んで、2日目にその現地を歩くという構成は、今回が初めてなんです。
    これはなかなか良いものだと実感しましたので、今後はこういう講座が増えると思います。
    たしかに、題材を選ぶのが大変なのですが・・

  4. 風路さん、いらっしゃい。
    このコースは本当にいいですよね。
    如何にも日本の山里という感じの風景を楽しめるし、その中に生まれ、今は失われた伝承信仰を
    たどるコースというのは大変貴重ですね。

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