新府の桃が満開でした。
韮崎市新府の桃畑は七里岩台地の上にあるので、山梨でも一番最後の桃の花になります。
武田勝頼が織田信長の甲州侵攻を防ぐために築いたが結局使われなかった新府城。その城跡が小さな山として残っています。
その付近一帯が一面にピンク色のじゅうたんを敷き詰めたようになるのは大変見事で、正に桃源郷とはこういうものかと思います。
この付近の人々にとって、桜よりも一層春を感じさせるのが、この桃の花の色ではないかと思います。
今日は春霞の山々を遠くに眺めながら桃畑を歩いてきました。
長坂コミュニティーステーション、屋上からの眺望です。
同館にはこちらで紹介したコンサートなどに使われるホールと、図書館などの施設があります。また、ここの屋上は周辺の眺めがよい事でも知られています。
今回はパノラマにして主な山の名前を入れてあります。左の写真をクリックしてご覧ください。
数日前の撮影です。この2日ほど大変暖かかったので、今はこの写真ほど山に雪は残っていません。
今日は一気に暖かくなり、何となくふらふらと出歩きたい気分の一日でした。
「長〜い車」のアップが遅れた事と、「GoLive が TypePad に対応」のニュースが割り込んだので今日は3っつめの記事になります。もったいないような気もしますが、あまり知られていない穴場をご紹介しましょう。
小淵沢町と、北杜市の長坂、大泉、高根の旧4町村は、以前から「台上4町村」と呼ばれており、その名の通り「七里岩台地」の上にあります。
「馬場の里」はその台地の西の端、高さ70m程のほぼ垂直な絶壁の上にあり、昔からの山里の風情が残る静かな良い雰囲気の集落です。
写真はその馬場の里の崖っぷちから甲斐駒方面を見た所です。甲斐駒の手前は北杜市白州町鳥原あたりです。中央やや左に白州体育館、右のやや奥にはサントリー白州蒸留所の大きな建物が見えます。手前は田園地帯で、釜無川はずっと手前の崖の直下である為にここからは見る事が出来ません。
この辺では南アルプスの事をこう呼びます。
西山に雲がかかると、そろそろこの辺でも雪が降ってくるかも知れません。
高い木の枝で羽を休める鳶も、何となく寂しそうな冬の午後です。
鳶(トビ)についてはこちらをどうぞ→「Yachoo! オンライン野鳥図鑑 トビ」
数が多く普通に見られる鳥ですが、大きな羽を広げて滑空する姿は「猛禽」の風格があります。