大きくて立派な蔵です。
中央部が通り抜けできる「門」になってるんです。
この前ご紹介した「長沢宿」にあります。
いい雰囲気でしょう。
しかも、こんな鏝絵があるんですよ。
松の枝にとまる鷹です。
ちゃんと補修されているようで、状態は良いです。
中央の、門になっているところの上には「丸に若根笹」の家紋があります。
そして、反対側の妻面に・・
何と、もう一つ鏝絵がありました。
ちょっと珍しい、扇型の鏝絵です。
絵柄は海亀ですね。
波の表現が面白いです。
波頭が立体的な割に、亀の表現が少々もの足りませんが・・水色の平面的な部分・・本来なら、亀の尾があるはずですよね。
もしかしたら漆喰が剥落して、復元することができずに色だけを塗ったのかも知れません。
どちらにしても、鏝絵が両面にある蔵は珍しいし、とても貴重なものだと思います。
これは立派な蔵ですね。
大きさもすごいし。
そして立派なコテ絵。
水色の部分はやはり剥落してしまった感じですね。
残念だけれどこのお宅に昔の写真とか残ってないかな?
flipperさん、いらっしゃい。
ここまできれいな蔵と鏝絵が残っているとは思いませんでした。
道は昔から知っていたんですが、やはり意識して観ていなかったということですね。
今まで見つけてきた鏝絵も含めてですが、何時かきちんと調査したいと思っています。