鷹の鏝絵

12062801須玉町のある地域で鏝絵(こてえ)を見つけました。
メインルートからかなり奥まっているので、地元の人以外はあまり知らないでしょう。
瓦屋根の土蔵の、見えにくい方の面にありました。



図柄は「鷹」です。

12062802山の岩場から枝を広げた松の木に鷹が止まっています。
同じ岩場の上には、紅葉したモミジの樹があります。
鷹は獲物を見つけたのか、飛び立とうとしているように見えます。
蔵の円形の鏝絵としては手の込んだ作品だと思います。
細かい仕上げを要求される難しい題材を上手く仕上げていますね。

“鷹の鏝絵” への2件の返信

  1. これは良いですね。
    しかし、そちらには腕の良い職人さんが沢山いたのか?
    それとも同じ人?
    テイストが違うから別の人ですね。

  2. flipperさん、いらっしゃい。
    今まで私が撮影した鏝絵だけでも、製作者は少なくとも数人は居たでしょうね。
    今は残っていないと思われる鏝絵も含めれば、それなりの人数だったのかも知れません。
    流行もあるでしょうし、あちこちの左官職人が腕を競っていたのだと想います。

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