おなじみの清里駅です。
8月下旬の平日とは言え、流石にここには乗客が居ますね。
30分ほどで来る上り列車を待つ人も居ます。
外観の白一色に対して、以外にもウッディーな感じの屋内です。
JR直営駅なのでいつも駅員が居ます。
改札内側の駅名板は昔の駅舎に掛けられていたものでしょう。
改札のある上りホームに対して、反対側の下りホームには結構大きめの待合室があります。
駅前には、小海線を走っていたC56形SLの149号機が保存されています。
小海線のSLが完全廃止されるまで残っていた４両の内の１両です。
廃止後、高根荘という宿泊施設前に保存されていましたが、全く手入れがなされず、赤錆の塊となった姿は「日本で一番悲惨なC56」と言われていました。
清里駅前の再整備に合わせ、それを再生復元したのがこの機関車です。
それまでがあまりにも酷い姿であったため、復元不可能と言われてもいたのですが、とても綺麗に仕上げられています。
ただ、復元されてから既に数年を経ていますので、そろそろまた補修が必要な部分がありますし、全体の化粧直しの時期にきていると思います。