中央線甲府駅・2

11031101駅なのにどうしてお城が・・と思うでしょうね。
「中央線甲府駅・1」の3枚目の写真にうっすらと写っている甲府城の「稲荷櫓」です。
甲府駅身延線ホームの目の前なんです。



現在の甲府駅は「甲府城清水曲輪」のあった場所にあたります。
甲斐は幕府方だったので、明治政府の虐めで甲府城内に鉄道を敷設されてしまったんです。
110311021番線ホームにこんなスペースがあります。
「かふふ駅煉瓦ひろば」と名付けられいます。
甲府駅に併設されていた煉瓦倉庫の一部をモニュメントとしたものです。
11031103これは「かふふ来の鐘」(幸福の鐘)です。
「かふふ」は「甲府」の旧仮名遣いで、昔の甲府駅の駅名票には「かふふ」と書かれていました。
来歴は不明ですが、火事が起きたときに鐘を鳴らしたお陰で大事に至らなかった事もあるそうです。
11031104開業当時(明治36年)の跨線橋に使われていた橋柱です。
鋳鉄構造の鉄柱は日本単独の技術だそうです。
鉄道に関しては何でもイギリス式だった当時としては大変珍しいそうです。
11031105橋上駅舎への階段を登ったところです。
ここは改札の内側ですが、スペースは割と広めです。
現在工事中でシートが貼られているのが残念です。
11031106南口に出たところです。
アーケードに、B1グランプリで有名になった「甲府鳥もつ煮」の横断幕が下がっていました。
私が初めて食べたのは20年以上も前ですが、実際とても美味しいんですよ。
11031107南口には大きなロータリーがあります。
写真は、ロータリーを回って、振り返ったところです。
駅ビルは「エクラン」という愛称が付いています。
今回は予定の時間が迫っていたので、南口側しか撮影できませんでした。
出来れば近い内に北口側を取材しようと思っています。