上田電鉄別所線 再び

「無言館」見学後、入り口の公園でシャトルバスを待ちました。
この高台からは、別所線の電車の姿も遠望できます。
のどかな田園地帯を、1000系電車が別所温泉に向かって走っていきます。

今回は、別所温泉駅へは戻らず、シャトルバスで塩田町駅へ向かいました。
塩田町は、別所温泉から4つ上田寄りの駅です。
塩田町駅に上り列車が到着します。
上の写真で別所温泉へ向かっていた電車です。
下之郷駅ー別所温泉駅間は交換が出来ないので、この区間には上下合わせて1本の列車しか存在しないんです。
車内の額面（網棚上の天井に通じる壁面）は、別所線のイラストギャラリーになっています。
丸窓電車が走っていた当時の様子です。
上は神畑（かばたけ）駅、この写真は中塩田（なかしおだ）駅です。
中塩田の駅舎は別所温泉駅によく似た建物で、以前は有人駅でした。
下之郷駅に併設の車両基地に、5200系が留置されています。
旧東急5200系で「湯たんぽ」の相性で親しまれていました。
日本で最初のステンレス車体を持つ電車です。
「初めての上田電鉄別所線」で紹介した「自然と友だち1号」と同じく、1000系に原田泰治さんのデザインを施した「自然と友だち2号」です。
上田駅の外観です。
朝はしなの鉄道から上田電鉄別所線に乗り換えたので、上田駅の外へ出たのは初めてです。
駅前はかなり広く、ロータリーもゆったりしています。
いよいよ真田の城下町、上田にやって来ました。

次回は、旧北国街道（ほっこくかいどう）上田宿の面影を残す「柳町」の写真をご覧いただきます。
ただし、上田と別所温泉の写真が続いたため、少し別の記事を挟ませていただきますのでご了承ください。