未来へつなぐ、デザイン

11061102「pen」6/15号の特集です。
「こんな発想が世界を変える!」という副題に惹かれて買いました。
表紙は、オランダ「グローニンゲル美術館」のインフォメーションセンターです。



この美術館は面白そう・・「いわゆる建築家よりも、美術館の考えや精神を深く理解できると確信」して「建築デザインをデザイナーに委ねた」のだとか・・「Groninger Museum
11061103個々のデザインの紹介はしませんが、目次をざっと見ただけでも、注目すべきものが見つかります。
私は鉄道好きなので、水戸岡鋭治さんの九州新幹線に注目です。
MIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボの40,000通りにも変化するロゴも面白いです。
普通、ロゴといえば CI の中心で「絶対に変形してはならないもの」で、その運用は細かい基準が定められている・・もちろん MITメディアラボ のロゴも基準はあるし、変化するロゴの前例もあるけど、ここまで大胆に変化するロゴというのは無かったですね。
しかも、いくら変化しても「MITメディアラボ」であることは分かるデザインになっている。
職員全員が違うロゴを使った名刺を持っているのだそうで、他の人が使っているデザインは使えないことになっているとか。
これは面白い。

「こども」「ローカリティ」「インタラクティブメディア」「編集力」「復刻」という5つのキーワード・・そこから「未来を読む」コーナーがなかなかいいです。