前にご紹介した「郷倉」です。
倉の前にバス停の待合所があります。
バスは走っているのかどうかわかりませんが・・
壁面に消えかかったような文字があるんです。
これはどうやら広告らしいと思って、中を覗いてみました。
すると・・これですよ。
もちろんポスターではありません。
金属板の看板でもありません。
小屋の羽目板に直接ペンキで手書きされた広告なんです。
耕運機のイラスト、畳屋のキャラクター、テレビのイラスト・・
色使いもなかなかです。
今見れば、古いには古いんですが、いい感じのデザインですよ。
文字やイラストの薄くなったところも塗り直されたりしていませんし、電話番号も局番が一桁のままです。
ただ昔のまま使い続けられているだけで、特に保存されているというわけではないのでしょうね。
今まで残ってきたのは奇跡と言っても良いと思います。
昔は日本中のあちこちにこういうモノがあったはずですが、今となっては非常に希少な存在です。
江戸時代から残る郷倉などとは意味合いが違いますが、これはこれで後世に伝えていくべき遺産だと思います。
これは珍しいし面白いですね。
剥げかけたペンキも良い味出しているし。
座布団が汚れていないし、
今でもバス待合所として使われているのでは?
flipperさん、いらっしゃい。
これはなかなかのものですよね。
そう言えば座布団はあまり汚れていませんでした。
たしかに、今でも使われているのかも知れませんね。
ただ、バス停につきものの表示版や時刻表が無いんですよ。
いつも自転車で通ると覗き込むけれど、このバス停は永久保存してもらいたいな~と思います。だって他では見たことないですから・・・。
なかさん、いらっしゃい。
そうですよね。
是非とも保存を考えてほしいですね。
とても貴重なものですから。