これも小淵沢で見つけました。
土蔵の壁面が新建材で覆われているのが残念です。
昔の技術を再現できる職人が少ないので、やむを得ないところでしょうか。
この前ご紹介した「波に鶴の鏝絵」と題材は似ています。
しかし、表現手法は全く違うんですよ。
「波に鶴」の方は鶴が写実的だったのに対し、こちらの千鳥は完全に様式化されています。
波も、鶴の方は渦巻くような立体表現でしたが、こちらは流れるラインを表現しています。
波頭の砕けた部分に浮世絵のような表現が使われています。
鶴と千鳥、どう見ても別の職人の仕事ですね。
そんな事を考えながら、作られた当時に思いを馳せてみるのも面白いかも知れません。
これも良いですね〜。
元の色はわからないけれど
この色も良いです。
図案化された図柄が職人のちからって感じ。
flipperさん、いらっしゃい。
鶴の方も素晴らしいけど、デザイン的にはこちらが一歩上かな?
調べないとわかりませんが、こちらの方が年代が新しいかも知れません。