旧五十嵐歯科医院

11100901駿河2峠6宿風景街道」視察時に立ち寄りました。
江戸末期から明治の町家建築を、大正になって歯科医を開業するため2階を診察室に改装しました。
その際、外観を洋風にしたのだそうです。



その後、西側、東側が増築され、現在の形になりました。
洋風の外観で町家の特徴を残すユニークな建物として、国の登録有形文化財に指定されています。
11100902館内は見学ができます。
使われていた当時の道具類も展示されています。
111009032階の特別待合室の襖です。
欄間は、富士と松原の彫り物が見事です。
特別待合室とは、貴族など、地位の高い人用だったと思われます。
11100904待合室から中庭と蔵が見えます。
蔵は二棟あり、繋ぎ蔵となっています。
11100905診療室です。
2階の南側にあり、ガラス窓が大きくて、明るく開放的です。
カフェかレストランでもできそうな雰囲気です。
場所は、駿河2峠6宿風景街道の一番東側「蒲原宿」です。
静岡市の所有で、NPO法人が管理運営しています。