ベン・シャーン

12010901芸術新潮1月号です。
1930〜60年代に活躍したアーティストです。
独特のタッチの線画はとても印象的です。



私がベン・シャーンを知ったのは高校1年の時です。
学校のデザイン科研究室にあった、アメリカの年鑑か何かだったと思います。
12010902とても静かで繊細な・・それでいてエネルギーにあふれた手の絵(まさに上の表紙の絵)でした。
暫くの間、真似をして似たような(当然ですが似て非なる)絵を描いたりしていたものです。

ベン・シャーンは、既にその2年前、1969年に亡くなっています。
冤罪事件や第五福竜丸事件など、世の不条理や社会の矛盾に静かに立ち向かったアーティスト。
そのエネルギーは、今でも心に響いてきます。

“ベン・シャーン” への6件の返信

  1. 冤罪事件、サッコとバンゼッティ事件でしたね。
    マーチン・ルーサー・キング牧師の絵がボクは好きでした。

  2. わたしもこの本買いました。
    私がベンシャーンを知ったのは、数年前「ここが家だ」という絵本でした。
    >とても静かで繊細な・・それでいてエネルギーにあふれた・・・
    まさしく!と思います。

  3. 風路さん、いらっしゃい。
    「ここが家だ」は名作ですね。
    第五福竜丸事件を、被害者に寄り添うような気持ちで描いたのだと思います。

  4. flipperさん、いらっしゃい。
    カラーの絵ももちろんいいですけど、線画は特に魅力的ですね。

コメントは受け付けていません。