「山本鼎版画大賞展 8」の続き。
木版モノタイプ。同じものは1回(1枚)しかプリントできない。
何度も言うが、スペースにゆとりがあってとても良い雰囲気の展示室だと思う。
しかし、これだけ多種多様な版画を一度に見たのはこの企画展が初めてだ。
銅版。一度腐食させて作った版を削り取って、その痕跡の上に別の版として作るという技法だとか。
このシリーズは今回で終了する。
私は版画は好きで、木版、銅版、シルクスクリーンなどある程度は制作したことがある。
しかしこれだけいろいろな技法の版画は見たことがない。
何にしても版画というのは技法だけでなく画材や道具が他の分野と違うことが多く、準備が一筋縄でいかない場合も多い。
機会があれば制作してみたいとは思うのだが・・