大曲りの大築堤を行く


甲斐駒ヶ岳を背負って小海線の列車が現れた。


ほぼ180度のカーブで西から東に向きを変える。


大築堤の上なので、周囲360度の視界を遮るものはない。


空を飛ぶ気分が味わえる空中回廊だ。


ここは小海線最急勾配の33.3‰と思う人が居るが、実際は中央線と同じ25‰だ。
小海線建設当時のSLでは、小淵沢を出発した直後の釜が十分に温まっていない状態で33.3‰を登るのは無理との判断であったと思われる。

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