東京ステーションギャラリーで開催中の企画展。
「空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン」を観てきた。
私がフォロンの作品に始めて巡り合ったのは、神奈工デザイン科でグラフィックの勉強をしていた1970年代初めの頃だった。
幻想的だが明るくて不気味さのない画風が気に入っていた。これは今回のリーフレットだが3種類もあった。
写真撮影ができなかったので図録を購入した。フォロンの画集はデ・キリコのように多く出ていないので貴重だ。
今回の東京行きでは、美術館所在地の都合でデ・キリコの後にフォロンという順になったが、本当はフォロンが第一目標だった。
アート系の趣味のある人でも、デ・キリコと比べたらフォロンの知名度は低いと思う。
しかし私としては滅多にしないこんなポーズをとってしまうほど好きな作家なのだ。