鷹羽薄(タカノハススキ)

05091601「斑入り」のススキです。
秋の夕日に輝くススキの穂は美しいものですが「葉」そのものが美しいススキもあるんです。
「斑」というのは、葉に部分的に入った白っぽい部分のことです。緑一色の葉より明るく爽やかな印象なので、昔から園芸植物では斑入りのものが喜ばれますね。

斑入りのススキを一般にシマ(縞)ススキと言います。
縦に細長く縞が入るものと、写真のように横縞が入るものがあり、特に横縞のものは鷹の羽の模様に似ていることから「タカノハ(鷹の羽)ススキ」と呼ばれます。
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この辺の農家の人にとってススキなんて厄介な雑草ですから、わざわざ庭に植える人は居ません。写真のものは別荘の垣根の所に植えられていました。ちょっと風情があって良いものですよね。
でも元々が野生のススキの「葉変わり」から生まれた園芸品種ですから、何年か経つ内に先祖返りしてしまう可能性もあるんです。そうしたら、雑草として刈られてしまうのでしょうね。出来ればこのまま斑入りで居て欲しいものですが。

“鷹羽薄(タカノハススキ)” への4件の返信

  1. こんばんは。鷹の羽のようなススキの葉、初めて
    見ました!!綺麗なものですね〜〜〜
    雑草扱いは、出来ないな〜〜〜!!!
    本当に、芸術的な葉っぱです。いけばななんかに
    いいですね、きっと・・・・

  2. ASさん、いらっしゃい。
    その通り、生け花には結構使われています。
    野趣あふれる自然な感じの作品に向いているようです。

  3. はじめまして。くまごろーと申します。(紛らわしい名前ですいません)
    小海線で検索しててこちらのブログにたどり着きました。(笑)
    横浜在住ですが実は実家が小海線の中佐都駅のすぐ近くでして、電車(小海線)マニア(おたく?)・・・。(-,-);>
    すすきが秋っぽくていいですね〜横浜もようやく涼しくなってきて、寝苦しさから解放されました。
    8月下旬に白駒池に行きました。

  4. くまごろーさん、いらっしゃい。
    なんか昔懐かしい感じで、いいハンドルネームですね。
    横浜ですか。
    私もペンションを始める前は横浜でした。
    小海線好きも一緒ですね〜まあ、私の場合は時代が時代でしたから、中学高校の頃に
    SL(C-56)の写真を取りに来ていたんですけど。
    もちろん今でも鉄道は好きです。
    中佐都の辺りだと、田園地帯の中を走る小海線が見られますね。
    今後ともよろしくお願いします。

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