焚き火で焼き芋

0511230117日に「落ち葉を集めて焼いた」と書いたばかりですけど、この時期の落ち葉という物は後から後からきりがないくらいに落ちてくるんです。
で、今日は家族総出で徹底的に落ち葉を集めて焚き火をしました。(何とネコ車に35杯!)
焚き火と言えば、やはり焼き芋ですよね。はい、やりましたよ〜

先ず落ち葉は良く乾いているので大変良く燃えます。絶対に周りに燃え広がらないように注意するとともに消火用の水の用意が必要です。
あ、こんなに燃え上がっているところへ芋を入れたらダメですよ。
05112302炎がごうごう上がっているときより、このように熾火(おきび)になってからの方が焼き芋には適しています。
周りは灰になってしまったようでも、中の方に赤く見えるでしょう。こういう状態が良いのです。

「では、芋をいれて。」って、ダメダメ!
そのまま放り込んだら芋が炭になっちゃいますよ。ちゃんと準備があるんです。
05112303こうやって、濡らした新聞紙で包むんですよ。
芋1本を新聞紙2枚くらい使ってキッチリ包み、その水分で蒸し焼き状態にするわけです。
これを、上の写真の熾火になっている落ち葉の山をちょっと掘って、そこに置きます。その上に周りの落ち葉を更に盛り上げます。

熾火はかなり高温ですから、しっかりした火掻き棒やスコップのような物が必要です。もちろん火傷をしないように充分気をつけてください。
05112304今回は1時間半くらい焼きました。
え? 長いですか? そうですね〜濡らした新聞紙に包む方法だと、このくらいは最低必要です。まあ、それだけ沢山の落ち葉がないと出来ないですけれど。その代わり写真のように皮もきれいなままで中までホクホクに出来上がります。

アルミホイルで包む方法だと短時間で出来ますが、それだけ焦げやすいですし、中まで柔らかくならない場合もあるので、火加減の見極めが難しいかも知れません。
もちろん芋をそのまま入れる方法もありますけど、火加減の難しさは言うまでもないですね。
今は都会では先ず「焚き火自体が出来ない」ですよね。
もちろん田舎でも、煙で周囲の人に迷惑をかけないとか、火事を起こさないという当然のルールはありますから、いつでも好き勝手に燃やして良いものではないですが。
最近は田舎でも「焚き火で焼き芋」をしたことがない子供や若い人も多いです。
なんか「それでいいの?」って思ってしまいますね。だって、環境や周囲の人への配慮、防火、安全等についても全て含めて、こういう事は大人がちゃんと伝えていくべき物だと思うんです。

“焚き火で焼き芋” への6件の返信

  1. 濡れ新聞紙で包む方法は知りませんでした。
    今度やってみよう。
    って、出来ないじゃん。
    私が子どもの頃は冬の朝、毎日のようにたき火をしていた気がするが、
    今は見かける事も無くなってしまった。
    母の実家で稲を作っていた頃は良い藁があったので美味し焼き芋を作れたのに。
    家々が密集しているし、火事の心配や煙、それに伴う灰が舞ったりするので無理だろうな。

  2. exifさん、いらっしゃい。
    そうです。都会(周辺も含めて)では先ず無理でしょうね。
    ゴミの焼却と違い、純粋な焚き火は禁止されていないはずですが、周囲に影響しない
    ように考えると、住宅地では「実質禁止」のようなものかも知れません。
    環境gooに以下のような記事があります。
    http://eco.goo.ne.jp/education/ecojiro2/ecojiro13_3.html
    また、こちらのページの2番目の項目もどうぞ。
    http://www.pref.chiba.jp/kenmin/nanbou/awa/tiikikankyou/sanpai.html

  3. こんにちは。
    このところ横浜もいい天気が続いてます。
    おっ!焼き芋いいですね〜。しかも焚き火で焼き芋なんて最高ですね!d(^^
    くまぱぱさんのこだわりがまたいいですね〜。v(^^
    火事にはお気をつけくださいね!
    (芋食った後のお○らにも・・・。)(^m^)
    こういう自然とのふれあいって、佐久にいた頃は常に周りにあったので気にもかけませんでしたが、
    今、都会で生活していると、TVでちょっとした自然とのふれあいのニュースを観ると
    本当にうらやましく思えます。
    (T-T)
    やっぱり田舎者なんだなぁ。<(^^

  4. くまごろーさん、いらっしゃい。
    田舎者と言うより、人間が本質的に求めるものが田舎にこそあるのだと思います。
    確かに物質的な豊かさや便利さも必要ないとは言いませんが、歳をとったら田舎に住みたい
    という人が多いのは紛れもない事実ですからね。
    これからは、田舎を田舎のままに維持していくのが難しくなるかも知れませんね。

  5. 「人間が本質的に求めるもの」たしかに八つにはありますよねぇ。
    都会で生活していると、時々無性に人間らしい暮らしをしたい!って思います。
    いったいどんな暮らししとるんや、って感じですが(笑)
    それにしてもネコ35杯とは、おそれいりやの鬼子母神!お疲れ様です

  6. ほっちさん、いらっしゃい。
    去年の11月7日の記事に「ネコで30回くらい運んだ」とあるので、毎年このくらいは
    落ち葉があるという事です。
    田舎って、生活そのものがけっこうな労働(ブルーカラー)ですね。(笑
    それを「たいへんだよ」と言いながらも楽しめるか、苦痛と感じるかで田舎暮らしに
    向く人と向かない人が決まるのでしょうね。

コメントは受け付けていません。