山掃除

05112701すっかり葉を落とした木の枝に、蔓草の葉だけが緑を残しています。
今日(27日)は「山掃除」という地域の一大行事(?)がありました。掃除とは言ってもゴミ拾いではなく、財産区と言われる県有林の下草刈りですね。
場所はここです。と言ってもこの地図じゃ分からないですね。(笑

要するに周りに何も無い所なので。倍率を下げるとこんな感じです。
山番」で紹介した小屋の少し上の方です。
05112702斜面ですが、それほど傾斜はきつくないし、足場もそれほど悪くはありません。
今日は草刈りデー」の河原や「草刈り連チャン」で書いた中学校の草刈りの方が危ないくらいです。
ただ、笹とイバラが多いので、下手をすると痛い目に遭います。また、親指くらいの太さの小さな木がかなり生えているので、草刈り機の刃が痛みます。

都会の方のイメージでは、草刈りと言うよりは「灌木刈り」と言った方が良いでしょうか。
刃の写真をクリックして拡大して見てください。
矢印の所から右側は、溶着されている超硬度鋼のチップがもぎ取られています。まあ、こうなったらこの刃はもう棄てるしかないのですが、奉仕作業の途中で交換するのもばかばかしいので作業終了まで強行使用します。予備の刃は買ってあるので、次に我が家で使うときは新品です。(笑

しかしこの「財産区」というのもよく分からん制度ですね。
いや、理屈は分かるんです。地域で県有林を手入れをする代わりに、そこに生えている木を木材として出荷したときはその代金の3分の1だか半分だかが地域の収入になるというものです。
しかし、その木がヒノキや杉ならまだ価値はあるけれど、落葉松ではねぇ。はっきり言って財産的価値は無いです。区画ごとにさっさと伐採して利用価値のある樹種に植え替えた方がいいですね。もっとも「落葉松を売っても伐採費用も出ない」というのが現実でしょうけれど。
もちろん山林の保護は自然災害を防ぐ意味でも必要ですし、それを地域の人々の共同でやる事が地域の連帯感を高める意味でも有意義なのは認めます。

さて、これで今年中の地域の主な共同(奉仕)作業は終わりました。(組長以上の役員は、まだ作業があるんですが、、)後は「山番」の順番がいつ回ってくるかです。

“山掃除” への4件の返信

  1. 地域の奉仕って結構沢山あるんですね。
    休みの日以外に設定されたらサラリーマンは、なかなか難しい。
    しかし、こうやって地域との繋がりを大事にしないとダメなんでしょうね。
    お疲れ様でした。

  2. exifさん、いらっしゃい。
    草刈りだけで、一般家庭の人は年3回くらいでしょうか。
    今年は役員(組長)をしているので、役員だけ参加するハイキングコースの草刈りがありました。
    他に、公民館の掃除、お祭りの準備等々、記事にしていない物も含めるとかなりありますね。(笑
    日程的には、ほとんどが日曜日です。
    田舎でも最近は勤めに出る人が多いので、そういう日程になっています。
    まあ、我が家みたいな仕事だと、それも困るんですけれど、、、(汗

  3. こんばんは。
    明日あたりから冬が本格化しそうですね。
    {{{(>.<)}}} 地域の奉仕作業ですかぁ。 ウチの実家の方も、 どぶさらいとかいろいろあるようです。 なんでも参加しないと「出不足料」として 1000円だったかな?取られるようなことを親が言ってました。 父親が地域のなんたらかんたら役員とかやってて、 時々日曜に朝早く駆り出されたりしてたようです。 関係ない話ですが、地図に泉郷の文字が見えたので・・・。 去年の夏、泉郷のネオオリエンタルリゾートの貸別荘に泊まりました。<(^^

  4. くまごろーさん、いらっしゃい。
    どちらの地域でもそれなりに地域の奉仕作業はありますね。
    出不足というのも地域それぞれですが、こちらでは3,000円です。
    ちょっと高すぎると思うんですけどね。
    出不足については色々と問題もあるので、機会があれば別の記事にしたいと思います。

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