ポップアート宣言!

06012301最近ちょっとご無沙汰していた「pen」誌の2月1日号のタイトルです。
この雑誌は広告も含めて全体のセンスが良いので、いつも本屋では手に取って見ているんです。買うのは、まあ何と言うか、アートやデザイン関係の特集があるときくらいですけれど。
今回はポップアート。言葉としては普通になっちゃってるんですけどね・・・

・・久しぶりに「意識して」見るポップアートはやっぱり楽しいし、古い作品でも意外なほど新鮮に見えました。
06012302マリリン・モンローやスープの缶詰で知られるアンディ・ウォーホール。アメリカンコミックを使った作品で知られるロイ・リキテンシュタイン。特にアートに詳しくない人でも、この二人の作品を一度くらいは見たことがあるでしょう。
この二人、もっと新しい人のように感じるんですが、実は私が小学生の頃に既にこれらの作品を発表していたんですよね。
リキテンシュタインなんて1923年だから大正12年生まれですよ。一昨年死んだ私の父より1才年上でこの感覚はすごいとしか言いようがないです。
06012303記事では既に故人となった大家だけでなく、現在最先端で活躍中のアーチストも紹介しています。
これがなかなか楽しくてすごいんですよ。
私の特に注目はデビッド・ラシャペル。写真家なんだけど、デジタル加工やCGを使わないで、全て現場に設置して撮影してるんだそうです。
左の写真の他に見開き2ページで作品紹介されてますから、ぜひ本屋で見てください。最高に楽しいです。
「pen」誌によると、ポップアートとは「大衆的で、一過性で、消費できる、低予算で、大量生産できる、若者向けの、ウィットに富んだ、セクシーな、見かけ倒しの、魅惑的な、大儲けできる」もの・・と定義したのはイギリスのポップアーチスト、リチャード・ハミルトンだそうです。

“ポップアート宣言!” への11件の返信

  1. 見ました。
    あれ?見ただけ?
    本屋で立ち読みしたのは記憶にあるのだけれど、買って無いな〜。
    あっ、セミナーに行って本屋に寄ったのだけれど
    時間が無くて見ただけで会場へ行ってしまったんだ。
    帰りはコースが違ったんですっかり忘れていました。
    思い出させてくれてありがとう。

  2. exifさん、いらっしゃい。
    セミナーですか?
    勉強してるんだ。
    ポップアートって、エネルギーがありますね。
    音楽で言えばロックかな〜?

  3. 以前にくまぱぱさんが紹介された時も読みたくて買いましたが、おおっといういい作品に出会えました。
    よし、売り切れてないことを祈ろう!

  4. ASさん、いらっしゃい。
    多分まだ残っているでしょう。
    そうそう、面白いサイトをご紹介します。
    「pen」にも掲載されているジュリアン・オピーというアーチストのサイトです。
    英語ですけど、あちこちクリックしてみてください。
    http://www.julianopie.com/

  5. 前回のU2の来日ツアーで、キースヘリング(多分)の絵が映し出されていたのがとても印象的でした。
    ポップアートってインパクトがありますよね。

  6. penは、主人の愛読雑誌で、この号もあるのですが、まだ読んでないです。
    早く読もうっと、、、。
    アンディ・ウォーホール好きです。いんぐりっと・バーグマンをフューチャー(古いコトバ、、、もしかして)した作品すきです。昔、1人暮らししてたときに、ポスターを額にいれて飾ってましたっけ、そういえば。
    さて読むのは、仕事しなくちゃ状態を抜け出してからかなぁ、、、。
    (今は、休憩中でブログ巡りですしてます。ははっ!)

  7. 北川さん、いらっしゃい。
    ウォーホールのバーグマンね、私も好きですよ。
    買ってあるなら、是非読んでみてください。

  8. ハミルトンの作品は好きですね。
    数年前、スタジオボイス誌でも、ポップアート特集が組まれ、奈良美智と村上隆の対談が載ってました。二人ともハミルトンこそ、ポップアートの元祖だと言ってました。
    私のブログでは、文芸にもポップアートみたいなムーブメントがあったのでは、ということを書いていく予定です。例えば、P・K・ディックやヴォネガットがそうです。SFと純文学の融合を試みた。しかし、これもイギリスのバラードが先にやってた。

  9. マル季さん、いらっしゃい。
    文芸ですか。
    ちょっとそちら方面は詳しくないので分かりませんが、ポップアートと比較思考するのは
    面白いかも知れませんね。

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