八ヶ岳の春・ヒメコブシ

06041303ついに最初の一輪が咲きました。
八ヶ岳の春・雹の後」で「ピンク色の花びらが蕾の皮を破いてふくらんできました。」と書いてから5日かかりましたね。
その間に霜が降りるようなことがあると花びらが茶色くなってしまうので心配なのですが、今年は例年に比べて被害がなかったようです。
ただ、花が少ないので木全体を撮っても絵になりません。アップの写真だけでご勘弁ください。

ヒメコブシは、もともと枝一面には花を咲かせるような種類ではないので仕方がないのですが、この木は特にせっかちで、寒い内に蕾の皮を破いてしまうから余計うまくないのです。
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後ろ側から見ると、産毛の生えた蕾の皮が萼のように残っているのが分かりますね。
花はこのように枝の先端に着いて、脇芽は葉になります。だから、枝の横にも花を付ける梅や桜のようにたくさんの花は咲かないんですよ。
その代わり、花の一つ一つは大きいですけれど。

今月末ころには、白い花を咲かせて大木になる山のコブシも咲いてくることでしょう。
まだまたこれからが春の楽しみです。

“八ヶ岳の春・ヒメコブシ” への4件の返信

  1. 咲きましたね。
    しかし、時間がかかった。
    天気予報だと、
    今日はサクラが咲く前の気温に逆戻りのようです。
    最近様々な所で春の花を見かけるのに
    寒さで縮こまってしまうよね。

  2. 一輪の紅いヒメコブシ、やっと咲いたと思うと、可愛さが増しますね。
    それにしても、また寒い日が繰り返して、コートを引っ張り出しています。

  3. exifさん、いらっしゃい。
    ようやく咲きました。
    でもまた気温が低くなってきたので、この先はまた時間がかかりそうです。
    朝一番で、気になっていた清春芸術村の桜と長坂牛池の桜の様子を見に行ってきました。
    木によって多小の差がありますが、清春は7分咲き、牛池は5分咲きという感じです。
    写真を撮りましたが、アップする時間がないので、多分今夜遅くになるでしょう。

  4. ASさん、いらっしゃい。
    ヒメコブシ花びらは内側が極淡いピンクなのに対し、外側は濃い紅色のぼかしがあります。
    寒くなると色が悪くなるので、あまり寒くならないで欲しいのですが。

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