脚下照覧

06050101木に咲く花に夢中になって足元を見るのを忘れてはいけません。
脚下照覧すればそこにも百花繚乱。
写真は「ハルリンドウ」(春竜胆)です。何とも言えない小さくて美しい青い花です。
20年以上も前でしょうか、この花を初めて見つけたときの感動は忘れられません。

詳しくはこちらのサイトを→「高山植物、山野草図鑑【ハルリンドウ・春竜胆】
06050102「キャットミント」です。
猫が好きなキャットニップとは近縁らしいですが、こちらは猫に特に好かれるわけではないようです。
参考サイト→「キャットミント
06050103これは「イヌナズナ」と言います。
俗に「黄色ペンペン草」なんて言われることもあります。
「ナズナ」は春の七草で食用になるのに、これは食べられないため「役に立たない」という意味で「犬」が付けられています。
犬にとっては面白くないでしょうね。
参考サイト→「イヌナズナ(犬なずな)
06050104「宿根アリッサム」です。
よくロックガーデンなどに植えられる植物で、和名は「岩ナズナ」と言うそうです。
参考サイト→「アウリニア・サクサティリス
06050105「スイセン」です。
スイセンはたくさんの園芸品種があります。ちょっと周りを見てみれば、何種類かは咲いていますね。
これは花びらが白くて、中心のラッパ部分が黄色いものです。
06050106これも「スイセン」です。
花びらもラッパも黄色ですが、ラッパ部分が少し濃い色になっていますね。
参考サイト→「スイセン(水仙)
06050107純白のものもあります。
これは花も小振りです。どちらかというと原種に近いのかも知れません。
06050108これは「イカリソウ」(碇草)です。
船の碇のような独特の形をした花です。
参考サイト→「碇草 (イカリソウ)
06050109お馴染みの「イチゴ」の花です。
最近はイチゴというと冬の果物のようになってしまいましたが、本来は春から初夏に花が咲いて実が成るものです。
そう言えば、これも桜や桃と同じ「バラ科」の植物ですね。
参考サイト→「Yahoo!きっず図鑑 – ずかんカード – 植物 イチゴ
06050110「チューリップ」です。
チューリップは昔、ヨーロッパで大流行し、たくさんの品種が作られました。一時は投機の対象にもなって、一夜にして富豪となる人や逆に破産する人もあり、経済を混乱させるというので禁止令が出た国もあったそうです。
参考サイト→「チューリップ
八ヶ岳では、花という花がこの数日で一気に咲いてきました。
そんなわけで、ご紹介も一気にさせていただきましたが、説明不足はお許しください。花の他にも観ていただきたいものは沢山あるんです。

“脚下照覧” への6件の返信

  1. こんばんは。
    昨日は本当に暑い一日でした。
    これを書いてるこの時間でも窓開けて心地よい風が入ってきます。<(^^ (まだ夏ではないんですが・・・。) 八ヶ岳も色々な花々が咲き出しましたね。 目立たない場所にさりげなく咲いてる高原の花々がいいですね〜。(^-^)/

  2. むかしは私の住んでいる辺りでも山歩きをするとハルリンドウや木瓜など、小さな植物が沢山あって、
    楽しく散策をすることが出来たのですが、いまは何処へ行けば見る事が出来るのか?
    昨日は暑かったですね〜。今年の夏も暑くなるのでしょうか?
    色んな植物の名前を知ることが出来て嬉しいです。

  3. くまごろーさん、いらっしゃい。
    やっぱりそちらは暑かったですか。
    八ヶ岳でも上着はいらないくらいでしたから、平地は暑いだろうと思っていました。
    今回は足下の、低いところで咲く花だけをまとめてアップしてみました。

  4. exifさん、いらっしゃい。
    昔は都会でも結構自然は残っていましたからね。
    私は、八ヶ岳に来る前はあまり草花には興味がなかったのですが、こちらへ来て身近になったので
    色々調べたりして楽しんでいます。

  5. 「ハルリンドウ」がやはり素敵ですね。
    小さな紫で、花びらのカタチが独特ですね〜〜♪こういう野草のようなのに
    とても惹かれます。
    真っ白なスイセンも一輪、綺麗だな。

  6. ASさん、いらっしゃい。
    ハルリンドウ、いいでしょう。
    私も好きなんです。
    ここにアップした花は栽培種も多いですが、花壇に咲いているものではないのです。
    元は花壇に植えられたのでしょうけれど、いつの間にかこぼれ種で増えたとか、球根が転がって
    きたとか、本来植えたのではない場所で勝手に咲いている花を選んでみました。

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