アトリエ日記 21


「アトリエ日記 20」の続きではなく、透明水彩絵の具30色セットだ。
ホルベインは全108色あるが、30色くらいで使用頻度の高い色は揃っている。


とりあえず39色用パレットに全色を出した。もちろんすぐに使えるが、わざと残りを乾燥させて固形絵の具のようにする。


水に浸した筆で絵の具を溶かしながら使うのが水彩絵の具の使い方だ。
例によって色見本を作ってみたが、他に何色か欲しい色もあるので、それはバラ売りで買うことになる。
そのためにパレットには空きスペースを用意してあるわけだ。

今までも水彩絵の具は使っていたから、なぜ今更セットで買うのかと思われるかも知れない。
昔学校で使っていた不透明水彩はチューブの中で固まってしまったりで捨ててしまったし、残っていても使えないものが多い。
その後私はアクリル絵の具で描くことが多くなってきたので、水彩絵の具は必要に応じて固形水彩の小さなセットやバラ買いで間に合わせてきた。
このへんで系統建った色を一式揃えた方が良かろうということでの購入だ。
まあ、実際にはどの程度活用できるかわからないが、画材というものはそれを使う場面に遭遇した(インスピレーションが生じた)ときに手元にないと、すぐに買ってこようと思っても田舎では難しいし、通販でも1日2日は必要で、その間に創造の女神は何処かへ行ってしまう。
だから結構無駄に持っている(ほとんど使っていない)画材もあるが、それはやむを得ないだろう。

次回に続く。