午後の陽の光にススキが目立つ季節になりました。
綿毛を付けた穂は、まだそれほどありません。
ちょうど今、ススキは花を咲かせる時期のようです。草原のそこかしこで、小さな輝くような黄色い花を鈴なりにぶら下げて、風に吹かれている姿が見られます。
「花の咲かない枯れススキ」等と歌にもありますが、枯れてしまえば花が咲かないのは当然で、生きていればススキにもちゃんと花が咲きます。(笑
もっとも、ススキの花に花びらはありません。
この黄色い花びらのように見えるのは「葯」(やく)と言って、雄しべの「花粉を作るための器官」だということです。
花びらではなくても、花に違いはありません。なかなか可愛い花ですよね。
では、雌しべはどうなのでしょうか?
ススキの雌しべは「こんな形」をしています。
ビン洗いのブラシのような感じですね。
雄しべより後から、雄しべに花粉がたくさん出来た頃を見計らって雌しべが出て来るんです。
だから、雌しべの写真の方の葯はちょっと茶色く変色して、くたびれたような感じですね。
受粉して実が出来ると、綿毛を開いて立派なススキの穂が出来上がるというわけです。
そして、秋の風に吹かれて飛んで行くんですね。
ススキと言えば十五夜に花瓶に生けて飾ります。
今年の中秋の名月はかなり遅くて、10月6日だそうです。ススキの穂がそれまで持つか、ちょっと心配になってきました。
お早うございます、お邪魔致します。
>生きていればちゃんと花が咲きます。(笑
この下りに(時刻が時刻なため/汗)声を殺してお腹の中で大爆笑。
雄花も雌花も愛嬌のある可愛い花ですね、こうしてみると。
ようやく今週半ばから気温の方も30℃を下回るとかで(都心部)
都市内の公園や都立庭園でススキを見られる日も近そうです。
『こよみのページ』で確認したのですが、年によって1ヶ月も差が
あるのですね、【中秋の名月】たるものは・・・/滝汗。
http://koyomi.vis.ne.jp/directjp.cgi?http://koyomi.vis.ne.jp/reki_doc/doc_0710.htm
もうススキの季節なのですね。
光にあたってとても綺麗です。
雌しべがこういう物だとは知りませんでした。
またひとつ知識が増えた。
warabieさん、いらっしゃい。
若い人が簡単に自殺したり人の命を奪ったりする世の中に「ちょっと一言」のつもりもあるには
あったのですが、自分でもなかなかツボだったもので(笑 を付けました。(笑
旧暦の1ヶ月は短いので新暦に比べて1年が11日短くなります。
調整のために、3年に一度「閏月」が入って1年が13ヶ月になるのでズレが大きくなるんですよね。
exifさん、いらっしゃい。
普通、ススキの雄しべ雌しべなんて知りませんよね。
田舎にいるとこういうものを目にする機会が増えるので、ほんの少し興味を持って調べたりします。
前から知っていたわけではないですけれど、新たにものを知るのは楽しいです。
昨夜は満月でしたね〜〜〜
そうでした・・・・すすき・・・
こんな雌しべ見たことないと思います。
そうですね・・・事件を見ていると
やりきれない思いもありますね。
ASさん、いらっしゃい。
八ヶ岳の自然と楽しみをご紹介しながら世相への風刺もあるくまぶろです。(爆
へ〜・・かわいいじゃないですか!
今度良く見てみよう。
は〜なも咲かないかれすすき〜♪と歌ったときは、
「生きていればススキにもちゃんと花が咲くんです」と
セリフを入れるよう座長に言っておきましょう!
風路さん、いらっしゃい。
かなり小さいですから虫眼鏡持参の方が良いかも知れません。
私のデジカメのスーパー接写モードで下の写真くらいですから。
そう、この花を知っていればセリフも生きてきますよね。