フランソワ・ポンポン


山梨県立美術館の企画展を観てきた。
動物を愛した彫刻家「フランソワ・ポンポン展」をやっている。


展示室の入口前に撮影スポットとして代表作の一つであるシロクマが置かれていた。残念なのが「逆光」のため人物が潰れてしまうのだ。設置位置の再考を求めたい。


企画展のパンフレットと子供のための動物クイズ。
動物というモチーフから、ともすると子供向けのような印象があるが、全くそんなことはない。
ロダンの作品制作に関わったり、自身でも人物彫刻の素晴らしい作品を作っているが、どういうわけかあまり売れなかったため動物彫刻に転向したそうだ。しかしとても100年前の作家とは思えない大胆でシンプルな造形は現代アートに近いと言っても良さそうだ。

会期は2022年6月12日(日)まで。
詳しくは「山梨県立美術館 フランソワ・ポンポン展」を参照。